POEM Collection (9)



運命
日時: 2005/01/25 20:31
名前: 光羽

もしもあたしが男だったなら
何も気にすることなく友達として隣にいれるのに
2人で遊んだり、一緒に帰ったりもできるのに
もしもあたしがロボットだったなら
恋なんてできないのに
傷つかずに済むのに
もしもあたしがあなたよりずっと年上だったら
あなたに出会わなかったのに
こんな切ない思いはしないのに
ねぇ、どうしてこうなったのかな
どんな結末だとしても
この恋は運命なのな




ヒコーキ雲
日時: 2005/01/24 17:08
名前: まなみ

いたずらな空模様 追いかけたのはいつかのあなた
安らぎも静寂も 今はまだほしくない
遠くに見える秋空に 浮かぶヒコーキ雲見透かし
風がもう冷たいね、なんて 呟いてみたりして

この切なさは決して自己満足なんかじゃない
涙はもう出ないけれど それは行き過ぎてしまった証
きっと背伸びしすぎたんだね
出会った時はあまりにも突然だったし
すれ違うにはあまりにも早すぎたはず
遠い未来を掴もうと ちょっと頑張りすぎたんだ

ヒコーキ雲が自分に重なる
思い出ばかりをひきずるあたし
目の前のあなただけを愛せばよかったのに・・・
その先にぼやけてみえる世界を追いすぎた
あたしだけが先走り やっと立ち止まった時
あなたは遠く離れた場所に
いつもの週末 くだらない日々
いくつかの時を重ねてここまできたけれど
そこに何かの意味を問掛けた時 
胸をはって言える答えがほしかった
二人で考えた愛の意味 
今でもわからないままだけれど
今ならいえるよ あなたが好きと 
叫んでも届くわけもない言葉 
胸をとらえて離さない後悔 
今更気付くなんてね
もしも隣にあなたがいたならば・・・

ヒコーキ雲が彼方へ消えた
託された想いと季節を運んで
せめてあなたが幸せでありますようにと
願ったこの瞬間だけは 
変わらず真実であってほしい
青一色に戻った空見上げ 
今 心からそう思った






君に
日時: 2005/01/23 23:46
名前:

誰にもわからない
だって形あるものじゃないから
見えなくたって つかめなくたって
あたしにとってどんなものより愛しくて

心に咲いた花を君に
あなたがいま おんなじ気持ちだったら
あたしは一体 どれだけ強くなれるだろう

見えない心がこわいんじゃなくて
あなたの気持ちが知りたいんじゃなくて
ただ今を大切にしたいの
光はいらないから
時があたしの宝物だから

心に咲いた夢を君に
あたしのぜんぶを伝えることができたなら
あなたを幸せにすることができたなら
どんなときも大丈夫
そう思うよ

暗い夜がさみしいんじゃなくて
今ずっと会いたいんじゃなくて
ただ強くなりたくて
あなたを安心させてあげられるほどの強さがほしい

信じることは 愛することで
愛することは 人間が生きること
あなたはあたしにかけがえのない優しさを教えてくれた

大丈夫だよ
あえなくたって
おわりなき心は今をうたうから






ジャンパー
日時: 2005/01/25 21:55
名前: 秘樺瑠

真冬なのに半そでで
街をかけてゆくあの人がいる
マフラーもつけずに
顔はゲンキなスマイルで

町に響くギターと
さわやかな声が
あの人のかけあしの
バックミュージックとなって

神様一つお願いが今あります
たったいまあの人の下へ
あたたかいジャンパーを届けてください

少し風が強くなり太陽も隠れて
ギターの音もやんで少しさみしいよ

エスカレーターをのぼる
あの人の横顔が
ゲンキなスマイル失わずに
前を見つめていた

前向いてあるいていた




初恋の場所
日時: 2005/01/25 20:52
名前: 光羽

席替えは月1
たまたま引いた20番
一番後ろの一番窓に近い場所
ああ確か一年前の冬
君この席の隣だったよね
思い出すよ

無邪気に笑う顔がたまらなく可愛くて
すぐに惹かれていった
授業中はホント眠そうで
終わった瞬間一目散にグランドに走っていった
忘れ物が多い人で
見せてって言われるの
たまらなく嬉しかった

ここはあたしにとって特別な場所だった
君の隣が嬉しくて
ずっと笑っていたっけ
別に目立つような人じゃなかった
でもね、あの時のあたしは
君の全てが好きだったんだ
覚えているよ
ねぇ今は、誰に
教科書見せてもらってるの?
ねぇ今は、誰の隣で
授業が終わるの待ってるの?




崩壊のその後で
日時: 2005/01/17 13:14
名前: まなみ

灯りがともる
まだ夜も明けない暗い闇の中で
ひとつひとつは小さいけれど
天を貫くほど輝いている灯火

祈りが、届きますか

この灯火のひとつひとつに込められた
人々の祈りが

今日も夜は明ける
光があふれ
悲しみと決意に満ちた人々の顔を照らす

灯りが、届きますか

貴方の心に
灯りは、届きますか?




日常
日時: 2005/01/24 17:04
名前: まなみ

普段顔を合わせているときは
別に何を感じるわけでもないのに
ただ『楽しい』と
それだけで終わるのに
・・・どうしてだろう?
家に帰るとふと寂しくなる
会いたくなる

いつも笑っているときは
あたしもなんとなく笑っているだけなのに
ただ『うれしい』と
それで充分なのに
・・・どうしてだろう?
メールを見ると ふと物足りなくなる
会いたくなる

どうしてだろう どうしてだろう 
会えないときほど会いたくなるのは

こんなにも

思い焦がれてしまうのは




トモダチ
日時: 2005/01/25 00:05
名前: えみっこ

明るい笑い声響く校舎 
当たり前に過ごしてきた 毎日が
今では大切な宝物 この一瞬一瞬が宝物

小さな理由でケンカした日もあった
今となっては笑い話だね
結局気が付けばいつも通り 笑い転げてる自分がいた

誰にも言えない悩みを抱えている時
真っ先に気付いてくれたのは仲間だった
計り知れない孤独に押しつぶされそうな時
支えてくれたのは仲間だった

照れくさくてうまくは言えないけど
君と出会えて本当に良かった
ずっと笑ってた昼も 真剣に語り合った夜も
大切な大切な宝物

この絆で繋がれた僕たちは
どんな時も途切れる事はないでしょう
何があっても手を取り合って歩く
そんな仲間が瞼をひらけば・・・ 笑ってる

「ありがとう」




放課後
日時: 2005/01/24 21:44
名前: あさこ
参照: http://www.geocities.jp/mink_0335/

卒業式
この場所最後の 放課後の時間
私はいつもの席に 座ってみた
それは 一番後ろの窓側の席
この場所から 見ていたのは
がんばっている あなたの姿だった

朝 昼 夜
この場所に座ると 目はいつもあの人を探していた
いつの間にか 自然にだけど
この場所が なくなったら
私のこの恋 どうなっちゃうのかな??
告げることなんか できないのかな?
そう思うと自然に 涙流れた

このまま 時が止まったら
あなたが この場所で この校庭にいたら
私はしあわせで いれるのにね
もういれないんだね この特等席

今度は誰が 座るんだろう
その子はきっと 幸せになってほしいな・・・




Road to the future
日時: 2005/01/26 21:42
名前: 秘樺瑠

空にうかぶ白いstorm 隣の君が赤く照らされ
急いで走るriver見つめて 言葉の落ちる場所みつめて
あせる気持ちに心押さえて 駅前のsky見つめていた
豆腐屋の笛の音とともに なにかがココではじけだした

何も言えずに迎えたtoday
何も特に無いはずのtodayに
なぜかワクワクするのはなんで?

僕と
行きましょ 走りましょ 元気をだしてさぁ
Let's go! 未来に 涙はいらない
きっと
かなうよ dream 捨てずにもとうよ
Don't be sad 必ず 明日がくるよ 

夜空に輝くまぶしいstar 向かいの君の微笑みみえる
陽気な声で叫ぶmountain 虹といっしょのツーショット

どんなときでもpowerを出して
どんな過去をもpositiveにして
いつもニコニコしてればいいじゃん!

いつか
行きましょ 走りましょ smileもってさぁ
仲良く してれば 怒りはいらない
むかし
夢見た ことでも You can do it !
ページを めくって さぁ飛び出そう

だから
飛び立とう tomorrowへ 遠慮はすててさぁ
勇気と 希望が ほらまっている

いつまでも 走ってこう forever I'm happy
前だけ 見てなよ Don't be negative

明るく生きよう




さよなら
日時: 2005/01/25 22:11
名前: 秘樺瑠

あなたが大好きでしかたなかったから
思い切って思いを伝えたの
どきどきしながらばくばくしながら
あれほど緊張することはないとおもったの

月日はたって楽しいことと悲しいことがあったけど
いろんなことをして遊んだりいろんなこと言ったりした
あなたとの思い出を今胸に抱いて一つだけ言いたいことがある

悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて
悪いと思った自分がいる
最悪だ最悪だ最悪だ最悪だ
自分でわかっているけど

ごめんなさい、「さよなら」ごめんなさい。

告白のときよりも緊張したの
あれより緊張すると思うはずが無かった
心構えのないまま私につきささる槍

ねぇ、ごめんなさい、でも、もう「さよなら」
別れの思いを伝える時ほど
悩むことは無いんだとはじめて知った
あなたが嫌いなわけじゃないんだけど
私の自分勝手なことなんだけれど
好きじゃなくなってしまったの・・・・・・・・・




「好きだよ」
日時: 2005/01/29 00:10
名前: えみっこ

幼い頃から気付けば隣で 笑ってた
小さな恋心抱きながら 夕方の街で影踏みしたり
あれから何年もたって お互い別の道進んで
あたしの心には 今も君が残ってて・・・

「好きだよ」ってメール送った 手が震えていつもの倍時間がかかった
着信ランプが光ってる 怖くて携帯開けずにいる

「またいつもの冗談か」って笑って流された
ずっと気のないふりして ただの友達のふりしてたから
信じてもらえないんだね
この心拍数を聴いて・・・

君の事は初恋の 想い出として忘れたくないし
普通の友達でずっといたいけど
君からのメールは怖くて なかなか見れない

「好きだよ」って星達に囁いた
君に云うように・・・




失恋唄
日時: 2005/01/29 01:02
名前: えみっこ

ずっとずっとためていた想いを 思い切って君に告げたのに
「ごめん、気になる人がいるから・・・」って
あの優しさは何だったの? あの笑顔は何だったの?

あたしに気がないなら もっと冷たく突き放して
あたしの気持ちが冷めるように・・・ 
あたしが君を嫌いになるように・・・

心が壊れるくらいの想いで 口を開いたのに
結局あたしはどんなにがんばって あの頃より綺麗になっても
君にこの気持ちは届かないのね・・・
きっとこれからも 届く事はないのね・・・

「別にいいもん」って強がってわざと明るく見せて
初恋は叶わないって話 ホントだったんだね・・・
君の悪いとこ全部並べても 嫌いになれない

次の恋はうまくいきますように・・・
早く君を忘れられますように・・・
神様がもしいるのなら あの人の記憶を消してください




I my me mine
日時: 2005/01/29 21:16
名前: 秘樺瑠

I my me mine 私、僕、俺、ウチ、自分・・・・・

私は誰だろう
私は何だろう
私はなぜここにいるのだろう

僕は何をすればいいのだろうか
僕は本当に僕なのだろうか
僕は人間として生きていていいのだろうか

俺は俺になれたのだろうか
俺はどうして生まれてきたんだろうか
俺は俺が信じられない

ウチは何のために勉強してるんだろう
ウチは何があって怒られてるんだろう
ウチは生きてかなきゃいけないのかな

自分・・・・自分・・・・・
わかるようで一番わからない。
それが近くて遠すぎる。
どうしよう、どうしよう。
自分ってなんだ?




日時: 2005/01/29 21:14
名前: あさこ
参照: http://www.geocities.jp/mink_0335/

忘れようって 思った
でも 忘れられない私

だから
考えないように しないでおこう
涙を 流すのはもう嫌だから

あの人の気持ち 分からないの
だから もう
この場所で 心に秘めておこう




あの頃
日時: 2005/01/30 20:30
名前: まなみ

ずっと孤独だと思っていた
傷つき 何も信じられなくなって
感情で世界を決め付け 誰かを傷つける言葉
正当化する瞳の数に失望し

それでも許そうと思った
人間性を疑うことをしていても
見ない振りをして 感情に蓋をして

あたしが我慢すれば それで済む
あたしが黙っていれば 何もない
あたしが頑張れば きっと失わなくてすむ
あたしが笑えば ずっとこのまま・・・
なぜなら あたしもきっと誰かを傷つけた
同じ理由で 同じ言葉で きっと誰かを傷つけた

いつまで我慢すればいいのだろう
いつまで頑張ればいいのだろう
眠れない夜をすごして 朝の光に怯えては
あなたに会うことが恐かった
世界は色を失い つきさす視線にひたすら耐えた

感情で物をとらえる人たちは
自分の都合のいいように話すから
もう何も見たくない もう構わないでと
言えない言葉のかわりに いつも影で涙を流し

そして今・・・

世界に色はよみがえり 朝の光は心地良く
笑顔であいさつをできた瞬間
あの頃は無駄ではなかったと
幸せがわかる自分に気付いた
今のこの素直な気持ち
どう表現したらいいだろう
どんな言葉で どんな笑顔で





立金花
日時: 2005/01/30 01:57
名前: えみっこ

幸せすぎると 怖くなる
幸せが消えて普通になった時 その普通までもが不幸せに思えて・・・

人には必ずいつか幸せな時がやってくる
例え短い間であっても必ずやってくる
今がどんなに辛くて悲しくても
いつか報われる時がやってくる

それならばあたしは 今幸せでなくていいから
いつかくる至福の時を 心待ちにして
生きていたい
幸せな時間を思い描いていたい
そうする事で小さな幸せだから

いつも心に「立金花」を




存立(そんりつ)
日時: 2005/01/31 00:32
名前: あさこ
参照: http://www.geocities.jp/mink_0335/

あなたがいる
私がいる

だからこそ この関係に意味あるんだ・・・




タイトル募集・・・・。
日時: 2005/01/24 22:05
名前: あさこ
参照: http://www.geocities.jp/mink_0335/

別れが 突然だったわけじゃなかったの
ただ 別れの時をずらしていただけだったの
本当に感じていた あなたへの想い
ガラスの破片になる日が 私が怖がっていただけなの

一年前のあの時に
大切な人と別れて 選んだこの恋
あの時は正解だと信じた
この選択が 正しいのだと

でもあとで突きつけられたのは 後悔の嵐で
自分の中では
たくさんのプレッシャーや圧力があった

別に あきらめてもいいんだよ
他人は簡単に言えるだろう
もちろん 自分もいえたのかもしれない
はじめから やめることできることくらいできるって知っていた
でも やめることをしたら
この気持ちが 誰の心にも残らないのだということ恐れて
やめること 出来なかった

別に いいんだよ
もう 違うんだよ
最後に強く願った言葉
願うたびにあったのは 涙だけだった

もう がんばりたくない
もう この恋をやめたいんだ
一番最後に 願ったこと
今まで一度も 願ったことがなかったのかもしれない
でも あの時は願ったんだ
一番 心の奥で

もう 嫌だったんだ
寂しい思いするのは

もう 疲れたんだ
あの人を待つことが

たった一言言われて 放り出されたとき
残ったのは 空っぽの自分
でも これでよかったのかは分からなかった あの時は
今は ちょっとよかったと思っている
あの人の中に 自分の気持ちが残ったと考えたら・・・




悪夢
日時: 2005/01/30 21:21
名前: まなみ

月にもつれる光の糸と
想いに奏でる痛みの旋律
届かなかった言葉が響き
瞳の奥に焼きついた 
未だ消えないあなたの残像

貴方が去った今もなお
心にからみ付いたまま
思い出の光は絶えず
忘れることを許しはしない

暗闇の中 歩き続けて 
ふと見つけた貴方の影
陽の光に照らされて 
焼けつき 尚更強く残った
さびた心が求める癒しと
忘れたくないあなたの声と
終わりを願ったある日の夜更け