POEM Collection (8)



カギのない心
日時: 2005/01/09 19:53
名前: 秘樺瑠

誰かこのふさぐ心開くカギをもってきてください・・・

何もかもに嫌気がさしてやることに自信がなくて
自分は何で生まれてきたのかわからなくなってきた
どうしても元気がでてこなくて何かに吸い込まれそう
自分のために何かしてくれる人がいるはずはないでしょ

あきらめていた朝日は少し昇ってきちゃったけど
信じてない満月はまるくかがやいてたけど
それでもやっぱり何にも希望がもてなくて

同じ気分の人に今出会えることができるなら
たくさんの話をしたいのに
今元気のある人が目の前にいたらきっとこう
つぶやくでしょう

あなたは幸せね・・・・

信じた奴にはうらぎられて
愛した奴には孤独にされて
約束はかならず破られるそんな自分につぶやいた

おまえ、みにくい奴だな・・・

もしこの世に天使がいるならココまで飛んできて
少しの元気と幸せをおいてってほしい
もしこの世にまだ幸せの種があるのなら明日のために
この土にはやくまこうよ・・・・

このなさけない自分にも少しの希望はある
どんな人でも希望はなくならないから

閉じた心を開くカギは結局自分の心にあった
希望と愛と勇気のそろった花のカギがあったよ。




悲しみの愛
日時: 2005/01/09 20:07
名前: 秘樺瑠

同じ時をすごしているのに
こんなに遠くかんじるあなた
不思議なくらい近くにいるのに
天の先に居るようなあなた

駅前のストリートミュージシャンの前で
静かに立って聞いていたあなたをみた2月の夜
寒い中で懸命にギターを弾くその指をみつめてた

雪が少し舞い降りた
時の少し止まった街
あなたと私だけの時がうごいていたみたい

天使の羽が空から舞い降りたそんな気がしていた
「好きだよ」勇気しぼった告白をきいて
あなたは待っていたように「俺もだよ」と微笑んだ

初めて一緒にたべた鍋中身はきりたんぽだったね
覚えている?あの時私は「一生好きでいる」と言ったのを
覚えている?あの時あなたは「俺が死んでも好きでいてくれ」と言ったのを

同じ時をすごしているのに
こんなに遠く感じるあなた
私の前で静かに目を閉じて
息をしないで眠っている

私約束守るから
あなたがこの世からいなくなって
今悲しいけどそれよりずっと
あなたのことが今でも

大好きです・・・・




雨宿り
日時: 2005/01/10 17:52
名前: まなみ

『どうしようか』
あなたはあたしの方を見て
照れたように淡く笑った

突然の雨 二人くっつくしかない程の狭い空間
あなたにとっては不運かもしれないけど
あたしにとっては思ってもいなかった幸運
そんなこと思っても 言える訳もなく
不器用なあたしは あなたの真似をして
『どうしようか』って 同じように笑った

あなたも同じ気持ちだったらいいのに・・・
一瞬が永遠だったならと 心から願った冬の午後
かばんの中の折りたたみ傘 思い出すけど 知らんぷり
嘘つきだけど どうか許してください
もう少しだけ 小さな声で やさしい話を

優しい檻の中で 隔離された二人の世界




着信
日時: 2005/01/12 22:01
名前: 秘樺瑠

あなたからのメールをずっと まっています今日朝から
昨日の夜送ったメールを 今少しだけ思い出すよ
3年前の今日ならきっと すぐにメールが返ってくるね
付き合い始めたあの頃の やさしいあなたならね

1月20日2人の記念日 あなたは忘れているの
出張にいってしまったけど メールは忘れないと思った
あなただけの着信音 とびきりのラブソング設定して
朝から今まで 待ってるよ

今なるのか今なるのかとずっと携帯見つめながら
かかるはずのラブソング鼻歌で歌い上げる
あなたはあなたはあなたはずっと携帯の電源を
切ってしまったのだからメールにきずかないの

きっと・・・そう・・・・・

女の人からの電話がかかってきてもきにしないよ
あなたは絶対だとこの場所で信じているから帰ってきて
今日帰るはずのあなた3時までまだ2時間あるけど
約束の場所で一人コートきて待っているのだから

この世で信じられる人はあなたしかいないんだよ
あなたはどう思ってるかわからないけど
私ずっとずっとずっとずっと愛しつづけるから

きっと・・・そう・・・・
ずっと・・・ラブ・・・・

ラブソングがポケットからなるよ
私はいそいで顔をあげたよ
とびきりのおしゃれ気付いてね

笑顔でもどってきたあなたに私は
お帰りと大きな声で言った
なぜか私の目に冬のそらにうかぶ涙があった

きっと・・・そう・・・・
ずっと・・・ラブ・・・・
ありが・・・とう・・・・




気持ち@
日時: 2005/01/15 15:26
名前: あさこ

あの場所から始まった この恋
私の胸に そっと灯された

あなたと一緒にいれると 幸せで
あなたが この気持ちを受け入れてくれたのは
すごくすごく うれしかった

あなたは 忙しくって
私には かまってくれない日続いたね
あなたの優しい言葉に 支えられていたけど
今は あなたの気持ちが分からない

あなたがこの気持ちに ピリオドつけてくれないのなら
私自身が ピリオドつけようと思う
でもつけようと 思ったら
なぜだかわからないんだけど 涙があふれ出る・・・




気持ちA
日時: 2005/01/15 15:27
名前: あさこ

声が 聞きたい
会いに いきたい
昨日までは そうだった
でも 今は違っていた

あなたの 言葉
あなたの 態度
今は何が真実か 分からないの

一年前の あのときの言葉は
すべてが真実と 思っていたのに
今は 違うように見えていて
私は このかごの中に閉じ込められたみたいで
すべてを忘れようと したんだよ
でも 忘れる術がないんだよ
私の本当の想いが ここにあるのだから

8月の最後の メッセージ
あの場所で 終わりにしたら良かったもかもしれないね
全部がうまく 機能していたと思っていた私
ぜんぜん 機能していたものはなにもなかったんだ・・・




気持ちB
日時: 2005/01/15 15:29
名前: あさこ


たくさんの想いを 託して
あなたに送った手紙は どれくらいあるのだろう
なかなかこない 手紙だけを望み
私は ただただ祈っていた

待っていた手紙は 少しずつ増えたけど
あなたの想い 託したものはなにもなく
それでいいんだと 言い聞かしていた私
でも もうほしくないんだ
期待を持たせる 言葉は
好意を示す 手紙は
私はもう 疲れたんだ
あなたに期待することが 怖くなったんだ
もうわからないよ あなたの心・・・




気持ちC
日時: 2005/01/15 15:30
名前: あさこ

忘れよう そう心に言い聞かせた
そうしないと どうしようもないんだ
あのような言葉ひとつで 私はここまでもろくなっていたんだ

3日間の幸せ
灯したのはあなた
でも
消したのも あなただった
どうしたらいいか 分からずに
ただただ 泣きつくすしかなかったの
今あるのは 真っ暗な暗闇

忘れようとしたよ 何度も
この場所から いなくなろうとも考えた
でも 弱いんだよ私は
もう この気持ちを消す
あなたへの 想いを消す
そう 思っている
だから この想いをもうちょっとだけ持たせて
友達に ちゃんと戻るから・・・




日時: 2005/01/15 21:38
名前: 光羽

空になりたい。
貴方をずっと
見守っていたいの
貴方は晴れがすきだから
雲ひとつない
青でいるよ

あたし空になる
貴方を一生
見守ってられるように
笑った顔が好きだから
貴方が好きな
青空でいるよ




去り人
日時: 2005/01/15 20:06
名前: まなみ

あなたを失った日 あたしは信じなかった
信じられないんじゃなくて
信じるには冷たすぎる現実がそこにあった

横たわるあなたは あなたなのにあなたじゃなく
それでもやっぱり 認める他に無かった
二度とは開かない瞼も あの日重ねた唇も 
あたしを抱き締めてくれた両腕も・・・
悲しい程あたしの体が覚えていて 
あなたはどこへ行ったのかと
本当はわかっている答えと 信じられない現実の矛盾 

皆が涙を流し あなたの名前を呼ぶ中で
どうしてだろう あたし一人 泣けなかった
皆に言われたよ あなたは悲しくないのかと

悲しい 痛い 寂しい・・・
あなたを好きだったのと同じ分
たくさんの気持ちが溢れた 
それでもただ あなたのいる幸せに慣れすぎていて 
笑顔でいられることが当り前になっていた
涙と笑顔の差 こんなに大きいものだったんだね
あなたが残した光と あまりに同じ影の色
 
伝える術はないけれど あなたを失って 
本当は誰よりも悲しかったよ
でもね 本当はわかっているから この気持ち
きっと言葉でくくれる物じゃないという事
ただ『別れ』の本当の意味を知っただけ

あの日見せてくれた素顔 一生抱えて歩いていくよ
あたしだけが知ってるあなたも
あなただけに見せたあたしも・・・
二人の時間に刻まれた 誓いの傷痕




願いごと
日時: 2005/01/13 22:07
名前: 光羽

風の匂い
振り向くと貴方が微笑んだ
あれは一昨年の夏。
あたしの一番幸せだった季節
きっと幸せと不幸せって順番なんだね
幸せな時が過ぎて
今のあたし 人が言うには不幸
自分が思うに  これは罰

大好きだよ
今までもこれからも
ずっとずっとずっと
貴方以外愛さない 愛せないから
ねぇ どうかこの想い
貴方に届けて 貴方に伝えて
『ずっと一緒』
貴方の言葉
戻ってきて、一人にしないで
本物の好きなの




片想い
日時: 2005/01/17 18:14
名前: 光羽

「ずっと好きでした」
って言ったら
君はどうするの
困り果てる顔が目に浮かぶから
あたし言えない
心に秘めたこの想い
言わなくても伝わればいいのにって
逃げてるだけかな
あなたはこうゆうことに
かなり鈍いから
鈍すぎて段々
あなたがずるく思えてくるの
あたしの気持ち持て遊ばれてる気がするの
だから困らせようって
言いかけるけど
やっぱり言えない
だってあなたがが好きだから
あなたが何より大切だから




Dear
日時: 2005/01/16 00:51
名前: えみっこ

何度も忘れようと思った
何度も忘れようと思った
だけどあなたの想い出は 深く深く刻まれて
あたしの心に 埋まったまま

何度も愛してると云った
何度も愛してと云った
こんな一方通行の恋は 結局傷つくだけだって
わかっているけど 離れられなかった

どんなに愛しても届かない だけど愛しいのはあなただけ
愛しいあなたへ伝えたい これが最後の言葉だから




夜と光ともう一人
日時: 2005/01/17 16:22
名前: まなみ

夜は 思っていたよりも
ずっと ずっと 優しかった

落ちてゆく感覚 よどんだ空気に
何度叫び出しそうになっただろう
不定期な拍動を 繰り返す針の音を
何度数えてきただろう

それでも・・・

傍らのあなたの呼吸は
とても とても柔らかで
ここには 刻む針すら必要ないのだと
そう知ったとき・・・
あたしは 切り離される一瞬と 張り詰めた静寂に
ほんのひと時 恋をした




価値観
日時: 2005/01/17 13:36
名前: まなみ

『人それぞれ』と言うのなら
なぜあなたは 怯えた目で空を仰ぐのですか
自分の意見が正しいと思うなら
なぜ 守るのではなく 傷つけるのですか
たった今 私の目の前で争っている人達よ
あなたの信じる正義とは何ですか

何が正しくて 何がそうじゃないのか
あなたは全てを知っているつもりですか
こんな曖昧な世の中で
自分は自分 他人は他人
そう思うのは仕方のないことだけど
あなたの器はそんなにいっぱいなのですか
あなたの信じる正義とやらで

人の揚げ足を取っていって
自分の言いたい事だけ言って
人々が争う理由がこれなのに
それでもまだやめないのですか

反論されるかもしれない
あなたに あの人に この世界に
そんな時は 私も・・・
誰かに 『人それぞれ』と 
つぶやくのだろうか




思い知る時
日時: 2005/01/24 17:02
名前: まなみ

ジャムの蓋が開かなくて
しびれた手振り回して
ねぇ 開けて?って 
ねだる人がいなかった 
そんな時・・・
『ああ もういないんだ』って
思い出してしまう どうしても

洋服買いに行って 隣見上げて 
ねぇ、どう思う?って
聞く人がいなかった
そんな時・・・
『ああ もう遅いんだ』って
気付いてしまう どうしても

ジャムの蓋 頑張って開けたし
洋服だって 自分で選んだ
ほら 一人でできたよ
あなたがいなくても平気なんだって
自慢げに 呟いたのに
笑顔と一緒にこぼれた涙

・・・なぜ?




紙ヒコーキ
日時: 2005/01/22 21:56
名前: 秘樺瑠

青いうみと青いそらの 下で叫んだキミの名前
伝えたくて伝えられない ボクの思い言葉になれ
なみの音とかもめの歌に ボクの気持ち重ねて
届けたいけど届かないよ キミに今あいたい

3時になり今日の仕事も終わって
ああ青いペンでキミに手紙を書いた

少しの言葉につめこんだボクの気持ちよ
紙ヒコーキになって大空に飛んでゆけ

静かな街に響くメロディ キミにささげる歌を
きいてキミは少し笑った ボクの思いしらず

ああこのままずっと歩いて行きたい
キミの隣で永遠のときを過ごしたい

少しの音につめこんだボクの気持ちよ
ハーモニカの曲になって流れてゆけ

西の空に浮かぶアイノカタチ探し
きっと強くなれる

少しの言葉につめこんだボクの気持ちよ
どうか必ずキミの元へ届いてくれ
少しの音につめこんだボクの気持ちよ
ハーモニカできっとキミに届いてよ

ボクはいつか旅だつよ紙ヒコーキで
隣にはキミがいてほしいと思うよ

**********************
コレも曲がついてます。




ピリオド
日時: 2005/01/20 21:05
名前: あさこ
参照: http://www.geocities.jp/mink_0335/

約一年間続いた この恋に
やっと ピリオドをつけることができた
僕はすごく泣き虫で
寂しく泣いた日々 多かった

たくさん 笑った?
ううん 笑えなかったときの方が多かったのかもしれない
この恋には 見えない圧力かかっていて
幸せに思えた瞬間は ほんのひとかけらくらいだったのかもしれない

そう分かっていた でも
自分でピリオドを打つ 勇気がなくって
僕は あの人に打ってもらうことを望んでいた

もう 疲れたんだ
正直今の僕の 気持ちがここにある
たくさんの気持ちで 歩いてきた
たくさん迷って たくさん泣いて たくさん悩んだ
もう 我慢しなくてもいいんだよね
もう 後悔はしていないよ

たくさん泣いて たくさん悩んだ恋
もう一度 こんな恋に出会うことがあるんだろうか?
まだ 分からないけど
この長い長い片想いに
今 ピリオドを打った




ALiVe
日時: 2005/01/23 22:39
名前: えみっこ

雪が静かに街を染める 
コートのポケットに かじかんだ手を隠す
優しく流れるラヴソングを
背に受け一人足早に家路を急ぐ

あなたに出会い 愛することの喜びを知った
あなたに出会い 生きる意味が少しわかったそんな気がした

その笑顔が消えぬように
あたしは遠くから 見守ってるよ
間違いだらけの生き様を
自分らしく誇らしげに歩いていくよ

もっともっと あなたを愛し 
それがどんな辛い事実であっても
報われぬ恋だとわかっていても
あなたを愛している その事できっとあたしは生きていける
あなたがいれば生きていける




約束
日時: 2005/01/22 21:31
名前: 光羽

この曲が好きだと言った
だから練習しろって
言い方が憎たらしかったけど
全部弾けるようになったらパフェおごってやるって
その言葉と笑顔で「いいよ」と返した
今なら楽譜なしでも弾けるよ

放課後のグランドで
高校生になったら甲子園連れてってやるって言ったあなた
珍しく真剣な顔してね
あたしは野球のルールも知らないのに
嬉しかった

あの夏―−-

眩しいはずが暗闇の夏に
彩るはずが無色の秋に
冷えた手、まるで氷の様な冬に
二人が生まれた春は 笑顔が涙に
あなたが突然消えて 全てが変わってしまった
あたしの心は季節に追いつけずにいる
あの夏にすべて置いてきてしまったみたい
果たせなかった約束
戻らない2年前の夏