「ウィークリーオリコンWO 6/7号(特別記事)」


 ウィークリーオリコン6/7号で、I WiSH及び、川嶋あいちゃんの記事が掲載されています。
 ウィークリーオリコンは、毎週あいちゃんのレギュラーコーナー「路上でみつけた小さな玉手箱」が掲載されていますが、
 今回は、I WiSHは「約束の日」、川嶋あいちゃんは、「525ページ」の発売記念特集として、記事が掲載されました。
 内容は、それぞれの曲の内容の紹介について書かれています。

★幸せのペイヴメント!

 恋愛バラエティ番組「あいのり」(フジ系)主題歌として大ヒットしたデビューシングル「明日への扉」、
 ai=川嶋あいであるという衝撃発表の直後にリリースされた2ndシングル「ふたつ星」と、ピュアな感性に彩られた究極のラブソングを
 世に送り出してきたI WiSHが、恋愛3部作・最終章となるべきニューシングル「約束の日」を発表した。

 「明日への扉」で芽生えた恋が、「ふたつ星」で愛へと変わり、この「約束の日」でついにゴールイン!
 というテーマに沿って、結婚式をイメージさせるさまざまな音が散りばめられた今作。
 高らかに鳴り響くチャペルの鐘の音、結婚式には欠かせないパイプオルガンの調べ、厳かな"アーメン"の旋律、そしてなんと、
 バージンロードを歩く新婦とその父親のものと思われる靴音のSEまで入れたnaoの緻密なサウンドワークには、
 きっと誰もが敬服したくなるはずだ。

 また、結婚という、女性にとって至福の瞬間を迎えた主・人公の気持ちの揺れ動きを伝えるようなaiのボーカルも、時に切なく、そして時に
 胸いっぱいの幸せを私たちに分け与え、気がつくと口元にほんのり笑みが浮かんでいるのがわかる。

 先に、これは恋愛3部作であると記述したが、歌詞を見ればたちどころにその功みな関係に気づかされることだろう。
 でも、ここで私がネタバラシをするのはI WISHのふたりの本意ではない気がするので、ひとりひとりのリスナーの想像&
 観察力に任せたいと思う。ま、あえて付け加えるとするならば・・・・・・
 1st、2ndシングルのタイトルは何でしょうか?みたいな(笑)。

 c/wに収録された「あなたが旅立ったあの春のにおい」は、去年12月に行われた彼らの初ライヴで披露され、
 未発表曲ながら携帯サイトで約1万件もの着うたダウンロードを記録した、ファンには馴染み深い曲。
 aiの優しい歌声とnaoの燐玉のメロディーに包まれたい人、必聴です。


★恋のおまじない”525”!

 -- 前作「12個の季節〜4度目の春」は、インディーズ女性ソロアーティストとして初のオリコン10位
 (インディーズチャートでは6週連続ベスト1)を獲得。その感想は?--
 (川嶋) すごいビックリです(笑)。私以上にスタッフの人達が喜んでくれて、「やったね!」って言いながらみんなと握手を交わしました。
      そういう意味では達成感があったけど、もっとたくさんの人に川嶋あいの歌を聴いてもらいたいな、
      っていう思いも同じくらい強くあったので、今まで以上に頑張っていこうと思いましたね。


 -- そんな中、ニューシングル「525ページ」がリリースされるわけですが、この曲には何か特別なこだわりがあるとか?--
 (川嶋) 実は去年の春ぐらいにできた曲で、1stマキシシングルに入れる予定でいたんです。
     でも、そうすると収録曲が全部で5曲になってしまい、シングル扱いにならないということで、仕方なくこの曲を削ることになり……
     ちょっと悲しかったですね。
     だから、できれば2ndシングルとして出したいなと思ってたんだけど、ちょうど卒業シーズンのリリースということで、
     私自身もこの春、高校卒業だし、ファンの皆さんの支持も多い「12個の季節〜」をシングル化することになって、
     再び保留になりました。


 -- そして今回やっと3rdシングルになったという。いわゆる3度目の正直ってヤツですね。--
 (川嶋)  はい(笑)。で、せっかくだからこの際"525"って数字にとことんこだわってみようと思ったんです。

 -- その結果、先行限定盤30525枚を、定価525円(税抜)で、5/25のの翌日である5/26に発売しようという
 ことになったんだ。--
 (川嶋)  もともとリリース曰は6/2と決まっていて、通常盤はその曰に出るんですけど、その前に先行盤を届けようということになり……
      ホントは5/25に出したかったんですけど、残念ながら1日ズレちゃいましたね。

 -- その代わりといってはなんですが、5/25にはあいちゃんのストリートライヴの拠点である渋谷で、
 525人の観客を前にライヴをやったとか。--
 (川嶋) しかも全員"525"Tシャツを着て(笑)。この間、渋谷でプ□モーションビデオを撮ったんですね。
      私と同年代の女の子、総勢100人が"525"Tシャツを着て、駅前のスクランブル交差点から街中に向かって
      歩いたんですけど、行きかう人みんなの注目を浴びてしまい……恥ずかしかった、やっぱり少し(笑)。
      でも自分で言い出したことですし、そうやってみんなで一致団結して何かひとつのことをやるっていうのは、
      すごく楽しくて、その分やりがいがあります。


 -- ところで〈525ページに赤く印をつけたよ〉というのは、どんな本の、どんな箇所なんでしょう?--
 (川嶋)  これは、英和辞典の525ページにLOVEの文字が載っていて、そこに印をつけていつか恋を叶うことを夢見てるっていう、
      片想いソングなんですよ。
      よくタイトルの意味を聞かれるんですけど、みなさん「日記帳ですか?」とか「恋愛小説ですか?」とか、
      いろいろ想像を働かせてくれてるみたいで、それだけインパクトのあるタイトルなのかなあと我ながら思いました。


 -- あいちゃんが持ってる英和辞典の525ページにLOVEが載ってるの?--
 (川嶋)  いえ、想像です。いつも私は曲から先に書くんですけど、サビのメロディを考えてるとき♪525ページに〜♪って
      言葉がふと浮かんできて、だったら辞書にして、そこにLOVEの文字が載ってることにしたらどうだろうと。
      でも、あとから聞いたんですが、実際にあるらしいんですよ。
      「三省堂EXCEED」っていう辞書の525ページ目にLOVEが載ってたよって言われて……驚きましたねえ(笑)。


 -- それは、すごい偶然の一致!よし、じゃあその辞書の525ページの"LOVE"にあいちゃんが直筆で印をつけて、
 525名様にドド〜〜ンとプレゼント……っていう企画はどう?--
 (川嶋)  いいですね、それ(笑)。

 -- ちなみに、最初は赤いペンで印をつけていたのが、最後は青になりましたよね。
 これは恋愛の信号が赤から青に変わって、告白間近みたいなこと?--
 (川嶋) 相手を思う主人公の女の子の気持ちがどんどん高まって、初めは赤で印をつけてたけど、もっとそれを強調するために
      今度は青で、くっきりと見えるようにしたっていう。

 -- でもき、赤の上に青を重ねたら、紫になっちゃいません?--
 (川嶋)  ですよね(笑)。両想いになるっていうのは、その子にとってまだ夢の中の世界なんですよ、たぶん。
      私も小学校5〜6年の時同じクラスの男の子に片想いをして……
      結局、告白も何もせずに終わったんですけど、この詞はその時の気持ちを思い出しながら書きました。


 -- そんなに前の記憶を?--
 (川嶋) それが初恋だったので、よく憶えてるというか。その人の顔とか名前も、まだちゃんと覚えてますからね。

 -- 「冬のソナタ」みたいだ。--
 (川嶋)  あ〜〜(笑)。

 -- 今現在のあいちゃんの恋愛観は?--
 (川嶋) 路上ライヴ1000回の目標を達成するまでは、恋愛どころじゃないっていうのが正直な気持ちなんですけど……
      そうですね、お互い束縛しないで自由に羽ばたけるような関係でいられたらいいなって思います。

 -- その目標まで、あと約150回! --
 (川嶋) 私を支えてくれてるみんなとも路上で出会ったし、全てのことが路上から始まってるんで、ホント私の原点ですよね。
      自分をいちばん伝えられる場所=ライヴで、今みたいにアットホームな感じの手作りのライヴをやっていきたいから……
      親近感が湧くような、みんなと遠くない存在でいたいです。



 戻る