「ウィークリーオリコンWO 3/1号」

★1%の希望を信じて!
 ウィークリーオリコン3/1号で、あいちゃんの記事が掲載されています。
 ウィークリーオリコンは、毎週あいちゃんのレギュラーコーナー「路上でみつけた小さな玉手箱」が掲載されていますが、
 今回は、Oricon Power Nextの特集として、記事が掲載されました。
 内容は、上京からの年表や、路上ライブ等のことについて書かれています。

 年表については、うちの「Biography」コーナーに書かれている内容とほとんど同じなので、省略します。
 以下、インタビューの内容です。
 

 -- もうすぐ卒業ですね。 -- 
 
(あい) そうですね。
      お正月は福岡に帰ってて、5日にスタッフの方と一緒に明治神宮におまいりに行きました。
      厄年の人が多いから行ったのに、寝てる人が多くて(笑)
      学校のことがあまり思い出せないくらい忙しかったですけど、もう卒業なんて、ほんと早いですね。

 -- 今度の新曲は卒業をテーマにした曲で、実体験と重なる部分も少なくないと思いますが、自分の中のどういう気持ちを伝えたかったのですか? --
 (あい) タイトルの「12個の季節」というのは、3年間の季節の数を指しているのですが、自分自身制服を脱いで高校を卒業するということと、
      もう一つは、路上ライブからの卒業というか、多分今年で1000回を達成できるので、ひとつの区切りとしてその両方の気持ちを
      こめました。

 -- 学校生活がかけがえのないものであることだって、大人になって気づくことだったりしますね。 --
 (あい) そうですね。
      大人になる前の何にも代えがたい時間というか。。。
      この間、この曲のプロモーションビデオを撮影したんですけど、そこで見る黒板、体育館、プールや校庭がすごく心に強く印象に
      残ったんです。
      校舎で先生に叱られたり、友達とけんかしたり、恋したり。
      そういういろいろな思い出をこの曲に込めたかったんです。

 -- 「12個の季節〜」では、ある程度、自分の経験や感じたことをそのまま表現しているのですか? --
 (あい) うーん、まあ(笑)
      この曲の中で、「初恋」は、ひとつのキーワードになっているんだけど、初恋を思い出しながら、詞を書いたというのはあります。

 -- 初恋はいつでしたか? --
 (あい) 小学校6年生でした。
      特に印象に残っているというか、この経験が曲のモチーフになっています。

 -- 自分の内面を詞に投影させるのって、抵抗はないですか? --
 (あい) それを恥ずかしいとか、照れくさいと思ったことはないですね。
      逆に、等身大の自分をありのまま聞く人に伝えられるのは嬉しいです。
      言葉で話して伝えるのは、それはもう本当に恥ずかしがりやなんでだめですけど、歌であれば、スムーズに伝えられます。

 -- それは歌い始めてからずっとそうですか? --
 (あい) 歌うことで人に伝えることが楽しくなったのは、路上ライブを始めて、少しずつファンの方が増えていってからですね。
      BBSでのメッセージを読んだり、お手紙をもらって自信がついていったり。
      初めて四谷で歌ったときには、誰一人立ち止まらなかったことは、今でも思い出されます。
      応援してくれる人が、ひとりふたりと増えていってくれたことが、自分にとって大きかったですね。


 -- 曲ができていく過程は、どんな感じなんですか? --
 (あい) 頭の中から沸いて出たメロディーに、「卒業」なら卒業、「別れ」なら別れといったテーマを乗せて、それで感情移入して、
      詞を書いていくといった流れで、自然に浮かんでくるイメージを膨らませてゆく感じですね。
      曲はわりとすっと出てくるんですけど、詞は、憧れや、こうなりたいという願望も含めていろいろ考えますね。

 -- 上京してすぐのころはあまりいいことが無かったわけで、そういうときの作った詞はネガティブだったりはしなかったのですか? --
 (あい) いえ、ネガティブになることはなかったですね。
      なんか、最初から終わりまでの半分くらいまでは結構悩んだり苦しんだりっていうのはあるんですけど、でも、最後には明るく
      前向きに生きたいという願いが根本的にあるから、必ず詞の内容は前向きな姿勢で終わりますよ。


 -- 天使たちのメロディーでは、「暗闇の中でこそ本当の希望が見える」という一節が強く印象に残っています --
 (あい) この曲が生まれた背景は、他の曲とはちょっと違うかもしれません。
      上京してからの1年間、どうしたら歌手になれるのだろう?ひょっとしたらなれないんじゃないかって泣いてばかりの毎日だったから
      そのフレーズは本当に「暗闇の中から生まれた」4行なんです。
      実は、発売直前に書き直しているんですね。
      前の詞のままでは絶望のままで終わっていたような内容でした。
      きっと、99%の絶望の中から生まれる1%の希望を信じたから、自分も変わることができたし、今の自分があるんだと思っています。

 -- 絶望の中で作った曲を、今歌うことに抵抗はないですか? --
 (あい) いえ、そんなことはないです。
      自分の生き方や経験を赤裸々に描いたのは、「天使たちのメロディー」が初めてだったので、この曲は確かに特別な存在で、
      昔の自分のまま歌うというのは、今の自分からするととても嫌ですね。
      今の自分だからこそ歌えるのではないかと思います。

 -- 路上ライブ1000回は、いつごろ達成できそうですか? --
 (あい) 今年中には達成させます。

 -- 1000回達成記念で、何かスペシャルなことは考えていないんですか? --
 (あい) いつも聞かれるんですけど、秘密なんですよ。ふふふ。

 -- 決まってはいるんですか? --
 (あい) 私の中では決まっているんですけど、まだ、誰にも言ってません。

 -- 次は1万回です!とか? --
 (あい) 全国47都道府県を回るというのも、去年の渋公が終わってからの目標だったので、今年中に達成したいですね。

 -- 「12個の季節〜」をリリースしたばかりなんですけど、今後歌っていく中で、自分なりに特に表現していきたいことはありますか? --
 (あい) もっともっと大きなテーマで、多くの人の心に訴えかけられるような曲を作り、歌ってゆきたいですね。
      路上ライブで、外国の人にCDを買ってもらったときはまた、違った嬉しさがあったけど、自分自身の視野をもっと広げて、言葉の
      壁を越えた曲で、多くの人にメッセージを伝えたいと思っています。
      そのためにはもっと勉強しないと。



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