fan6月号 特別記事

★川嶋あいが語る恋愛論!
 
fan6月号に「川嶋あいが語る恋愛論」ということで、あいちゃんの恋愛に関する様々な考えが掲載されています。


 
<恋愛とは、七色の感情を揺り動かす"マジック">
 
 唐突ですが、素敵な恋愛をしていますか?
 恋をすると、何かが変わった気がしませんか?
 相手の事を考えちゃたりって、居ても立ってもいられずにドキドキしちゃうんですよね。
 そこは絶対に誰も入り込めない世界ができていて、気持ちがドンドン加速していけばその世界はさらに広がり、
 そこから「恋愛」っていう物語がはじまる。
 相手の事を思って泣いたり笑ったり、ときには凄く悩んだり、怒ったり。
 恋愛はたくさんの感情を生み出す"魔法(マジック)"なのでしょう。

 かくいう私はここ最近全く縁がなくて、恋愛のマジックとはとんとご無沙汰なんですが(笑)。
 恋愛に何を望むかで、味わい方も全然違ってくるような気がします。
 人それぞれに希望はあるのでしょうが、なかでも私が欠かせなく思うのは、お互いのすべてを知ろうとする姿勢です。
 まだよく分からない、理解が中途半端な関係で、それで2人が済ませてしまうのは、まだまだ片思いの範囲だと思うんです。
 そこから先、もっと相手のことを知って、時にぶつかり合いながらも一緒に歩いていきたい。
 こういう風に考えるのは付き合っていく中で少しずつ自然に生まれてくる感情だと思います。
 そして時には、お互い割り切った方がいい。相手のいろいろな部分を知ったうえで、合う人は合う、合わない人は合わない。
 必ず自分が出逢える、まさに"運命の人"って世の中に絶対存在しますから。

 でもそうやって好きな人と恋愛をしていくなかで、おそらく一度は考えたり、直面したことがある「束縛」という概念。
 それを好む人と好まない人、本当にさまざまだと思うんですが、正直私はやっぱり自分が好きな人にはずっとそばにいてほしいですし、
 他の誰かと親しくなってしまうと不安になります。
 でも、だからといって相手を自分の世界だけに縛ってしまうのはしたくないんです。
 もちろん相手からそれを強要されても嫌なことです。

 好きになった人同士が結ばれるのは本当に幸せなことです。
 でも、その2人の空間だけにとどまって、自分たちが持っている世界が貧しくなっちゃうのなんて、何だか情けないじゃないですか。
 恋愛をしてお互いの世界が広がっていく−これが一番素敵な恋愛の形だと思います。
 ちょっと、理想論すぎるでしょうか?
 それからやはり、もっともっとたくさんの人と出会うことが大事ですね。
 たくさんの人と出会い、たくさんの刺激を受けて、お互いそれぞれが自立していくことができれば、
 それこそお互いを高めあう関係になれますからね。



 <恋愛における"夢"を持つことの意義>
 
 恋をするうえで、必ず忘れてはいけないのが自分の"夢を持つ"ということ。
 私は福岡から東京へ上京してきて、<路上ライブを1000回達成する>という目標を立てました。
 その他にも2つの目標を決めましたし、まだみなさんには明かしていない、実現したい夢がいくつかあります。
 夢や目標を立てると、もうそれがエネルギーになるんです。
 どうしてもやらなきゃ!っていう。中には失敗してしまう事柄もあるかも知れません。
 でも、それでも夢がないよりはマシだと思います。
 恋愛のせいであきらめてしまう夢なんてよくないですし、恋愛によって支えてもらい、広がっていくような大きな夢を持ちたいです。
 おそらく私は結婚して子供を産んでもしぶとく、小さなことでも密かに夢を掲げていくタイプだと思います(笑)。

 それからやっぱり、「結婚」っていいですよねえ。
 私は結婚式にすごく憧れています。白いウエディングドレスを着て、教会で誓いの約束を交わして。
 やはり女の子なら誰しも憧れますよね。

 いろんな結婚式がありますが、共通して思うのは、どの人も嬉しさいっぱいで涙が溢れているということ。
 いままで結構いろいろな知り合いの結婚式にお祝いに行かせてもらったのですが、涙なしの結婚式は一度もありませんでした。
 きっと結婚式場に来ているみんなが同じ気持ちでいるのでしょう。
 本当に暖かくって幸せで、それが「恋愛という目に見えない何かがかける魔法」なんだなって幼い頃から何となく思っていました。
 みなさんもたった−人の愛すべき人と幸せな道を歩んでほしいです。
 お互い素敵な出会いをして、素晴らしい恋愛ができますように…。



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