「TBSラジオ mix」


<2004年2月11日(月)>
★TBSラジオ「mix」に出演!

出演月日:  2004年2月11日(水) 19:00〜19:50(うち約15分)
番組名   mix      
パーソナリティ   柳井麻希
スペシャルゲスト 川嶋あい 

(柳井) 今日も素敵なゲストをお迎えしました。
     I WiSHのaiちゃんと言えばみなさんもお分かりですね。
     路上ライブ800回を越えています。努力派と言っていいでしょう。川嶋あいちゃんです。こんばんは。

(あい) こんばんは。よろしくお願いします。

♪♪♪♪♪♪♪ BGMに「ごめん」 が流れる ♪♪♪♪♪♪

(柳井) 今日はピンクのリボン付きのセーターで、かわいいですね。それ。

(あい) 肩が春っぽい感じで。

(柳井) 私は今日初めてお会いするんですけど、とても1人で今まで路上ライブを何百回も頑張ってきたっていう凄い強いイメージとはかけ離れてる。
     
凄いかわいい。17歳ですよね、今。

(あい) 17歳です。

(柳井) もうすぐ18歳?

(あい) もうすぐですね。

(柳井) そういうあいちゃんなんですけど、やはりこう、日本中探してもここまで頑張ってる17歳はそうはいないだろうっていう感じもするんですけど、
    路上ライブっていうのはもう2年ぐらい?

(あい) はい、もう2年経ちましたね。

(柳井) でも、ここまでの道のりは本当に苦難もありましたよね。
     
色々噂は聞いてるんですけど、今日はここでこれまでのことを一緒に振り返って行きましょう。
     
初めて路上ライブをしたのが、丁度今、丸2年っておっしゃってましたが、2002年?
     
日にち覚えてますか?

(あい) 2月の19日です。

(柳井) で、場所はどこですか?

(あい) 四ッ谷駅の橋の上です。
     そこが初めての路上ライブでした。
     家から一番近い駅だったのです。

(柳井) なるほどね。とリえずちょっと家の近くでやってみようということですね。
     
で、その時歌ったのが「オリビアを聴きながら」で、この曲1曲歌っただけでなぜかこの日は引き上げてしまったという?

(あい) もう、怖かったですね。本当に。

(柳井) それはどんなことで怖かったの?

(あい) やっぱり路上なので、外で歌うなんて。。。
     それまでホールとかで歌ったのは何度もあったんですけど、外で、別に誰もお客さんのいない所で一人だけで歌うということは、
     本当に、今までで出した勇気の中で一番でしたね。
     もう声が震えました。


(柳井) でも、最初にこう路上で歌ってみようと思ったきっかけというのは何だったんですか?

(あい) きっかけは、渋谷の街を歩いていて、ストリートミュージシャンがいたんですよ。
     それまで路上ライブって言うのを知らなくて、そこで初めて、男の人のギターの弾き語りだったんですけど、それを見てこれだっと思って。
     
テレビ画面の中だけじゃなくて、こうやって歌を表現する方法もあるんだと思って。ずっと。
     それで、福岡出身なんですけど、東京へ高校入学と同時に上京してきて、事務所に入ってたんですけど、そこがちょっとクビみたいな感じに
     なっちゃったんです。急に。

     それで、どうしたらいいんだと思って、1人でずっと悩んでて、毎日泣いたりして。
     それで、路上ライブで、1歩を踏み出してみようと思って始めました。

(柳井) その時15歳って事でしょう。
     
凄い勇気ですよね。でもその時怖かった?

(あい) 怖かったですね。

(柳井) それからしばらくは路上に立てなかった?

(あい) 立てなかったですね。

(柳井) そのなかでもやはり、ある日、このままではダメだと言うことで目標を作ったんですね。
    路上ライブ1000回っていう。
     
で、決めて、渋谷のNHKの前で路上ライブを始めて、渋谷公会堂にいつも人が入っていくのを見ながら、路上ライブをやってたんですね?

(あい) そうなんですよ。みながら、路上ライブをやってましたね。

(柳井) すごい悔しいっていう気持ちもあったわけですね。

(あい) 自分の前には誰もいなくて、でも、渋谷公会堂の前にはたくさんの人が行列してて。。。
     誰かのコンサートをやっていたみたいだったんですけど。
     だから、絶対に1年後、この渋谷公会堂に立とう!と思いましたね。

(柳井) で、ハチ公前に場所を変えたりして、徐々に人が集まってくるようになったわけですね。
     そして、いつも来てくれる人とかも増えてきたりして、本当に夢がかなったわけですね。
     2003年8月20日に渋谷公会堂でワンマンライブを〜。


♪♪♪♪♪♪♪ BGMが「夢の中へ」 に変わる ♪♪♪♪♪♪

(あい) そうなんですよ。去年やりました。

(柳井) どうでした? その決まった瞬間。

(あい) 渋谷公会堂にずっと行き来してて、館長さんの所に何とかやらせて下さいって。3ヶ月ぐらいかかってやっと取れたんですよ。

(柳井) えっ? 自分でお願いしに行ったんですか?
     
凄いですね。そのバイタリティーが、凄いと思う。で、「OK」って、「頑張って」っていう感じですか?

(あい) そうですね。ほんとうれしかったです。

(柳井) で、今、路上ライブ800回を越えて、手売りのCDも売ってたって事で、これが1万枚超えたんですよね?

(あい) 1万枚いきました。
     
1万枚はちょっと... 5000枚を目標にしてたので、まさか2倍までいくとは思わなかったですね。
     
凄い嬉しいですね。

(柳井) ここまでにはね、並々ならぬ努力ってのがあるんですけど、これだけまあそうした辛かった思いもしたし、悩んだこともあると思うんですけど、
     でも、やっぱり歌を歌うっていうのをずっと思ってきたというのは何でなんですか?自分の中では。

(あい) やっぱり、自分は歌が本当に大好きだから。3歳の頃からずっと歌ってきて、もう、ご飯を食べることと同じような、欠かせない存在で、
     後は、応援してくれる地元の人たちだったり、路上からできたファンの人たちだったり、そういう自分にとって大切な人たちが出来たから、
     これからもずっと歌い続けたいなと思っています。

(柳井) その思いをずっと持ち続けてたからこそ出来たわけですね。
     
で、あいちゃんはですね、今回また新しい曲をリリースするということで、タイトルを言って下さい。

(あい) 「12個の季節〜4度目の春〜」です。

(柳井) あいちゃんが曲とか詞を書いてる時に、一番大事にしてること、伝えたい事とって言うのは何なんですか?

(あい) はい。伝えたいことは、路上から学んだことなんですけど、踏み出す事の大切さ、諦めないっていう気持ちが大事だと思うので、
     特に同世代の人とかは夢に向かって悩んだり、迷ったり、2年前の私みたいになってると思うので、励ましてあげたり、元気づけてあげたり
     出来たらなと思って。

(柳井) やっぱりそういう経験をしてる人の言葉だからこそ、凄く共感できると思いますね。
     今回の曲は卒業がテーマになってるんですよね。もうすぐ卒業される方もきっと多いと思うんで。

(あい) 私も高校卒業するんで、なので、自分にもぴったりの曲ですね。

(柳井) 2月の18日にリリースになりますので、本当に同世代の方もそうですけど、大人の方にも、卒業された方にも、卒業の時の
     これからまた頑張るぞという気持ちも思い出して、是非聴いて下さい。
     
さて、今年はまず、その路上ライブ1000回という目標がありましたが、さらに、今年こんなこともしたいっていうのは何かありますか?

♪♪♪♪♪♪♪ BGMが「雨になる」 に変わる ♪♪♪♪♪♪

(あい) 次に決めた目標なんですけど、全国47都道府県をライブで廻るっていう。
     
それを目標にしてて、今、半分ぐらい終わりました。

(柳井) あいちゃんって目標を決めて、皆さんに伝える時点ではかなりスタートしてるっていう、ほんとに実行していますよね。
     そこがすごいと思いますよ。
     
もちろん、地元の福岡の方も待ってるでしょうし、全国の人も待ってますからね。
     ぜひ、これからも真っ直ぐな気持ちを忘れずに一歩一歩歩んでいって下さい。
     
では、新曲を聴きながらお別れしたいと思いますので、タイトルと曲紹介をお願いします。

(あい) 川嶋あいで「12個の季節〜4度目の春〜」聴いてください。

(柳井) 「mix」今夜のアーティストゲストは川嶋あいちゃんでした。これからも頑張って下さい。

(あい) はい。どうもありがとうございました。

 ♪♪♪♪♪♪♪ 「12個の季節〜4度目の春〜」 ♪♪♪♪♪♪

(柳井) 路上ライブ1000回に向けて、残りあと200回弱ということなのでね。是非、皆さんも引き続き応援して下さいね。
      今日のお客様は川嶋あいちゃんでした。
      お送りした曲は「12個の季節〜4度目の春〜」でした。


(情報提供:Bonnさん)

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