「WHAT'S IN 10月号」

★1stアルバム「伝えたい言葉〜涙の落ちる場所〜」の紹介!
 WHAT'S IN 10月号に、I WiSHの新しいアルバムの紹介記事が掲載されています。
 内容は、「明日への扉」と「ふたつ星」の比較や、アルバム作成についての内容、そして、あいちゃん本人から、収録曲についての
 個別のコメントなどが書かれています。
 3ページにわたって特集されています。
 
 「天使の声」と称されるaiの澄み切った歌声が、大ヒットしたデビュー曲「明日への扉」で、地上に響き渡ってから約半年、
 8月27日には2ndシングル「ふたつ星」をリリースした。
 これまで、現役女子高生ボーカルaiと、大学生のnaoによるユニットであるということ以外、実態のほとんどをベールに包んできたI WiSHだが、
 「ふたつ星」のリリースの直前、渋谷公会堂でのライブに辿り着いた路上アーティストの川嶋あいが、実はI WiSHのaiであることを告白。
 そして今回、待望の1stアルバムのリリースを控えて、aiとしての生の言葉が、ここに初めて届けられた。

 <naoさんとの出会いは?>
 
naoさんから「手伝いたい」って声をかけられて。 
 最初は「何者だろう。。。」って驚きましたけど(笑)
 話しているうちにいい人だってことがわかったし、音楽に対する考え方もすごく似てたので、すぐに仲良くなりました。
 それから、エンジニアみたいなことしてもらって、音を録ってもらって。

 
<川嶋あいの活動をしながら、I WiSHを結成したというのは?>
 I WiSHは、「明日への扉」ができてから、この曲を出すために結成したってかんじで、だから、それからは曲の雰囲気で、これは川嶋あいの曲、
 これはI WiSHの曲だな、って分けるようになって。
 ほんと、直感でなんとなく決めるんですけど。

 <I WiSHとしてデビューして、「明日への扉」が大ヒットしましたが>
 すっごいうれしかったですね。
 まさか1位になるとは思ってなかったんで。
 最初にテレビから流れてきたときは本当に感動しました。
 主題歌となった「あいのり」のHPを見ると、「歌っているの誰なんだろう?」って書き込みがすごいあったから、みんな注目してくれてるのかな、って思って。
 でも、その時期も路上に立ってたので、浮かれちゃうからそんなには気にしてなかったですけど。

 <I WiSHであれだけ成功しても、川嶋あいとしての路上活動をやめようとは思わなかったのですね?>
 全然思わないですね。
 まだ目標の1,000回ライブを達成してないですし。
 路上は、自分がやるって決めたことなんで。
 I WiSHは、naoさんと楽しんで作っているって感じで。

 <I WiSHの活動も本格的にしなきゃっていうあせりは?>
 多少ありましたけど、みんな待ってるんだろうなと思って。
 待たせちゃ悪いなと思う気持ちはあったんですけど、でも、まだ少ないですけど、川嶋あいのファンの人たちを裏切るような感じにはしたくなかったんで。

 <naoさんは、理解がありましたか?>
 どっちでもいいよって感じで言ってくれました(笑)
 その間、naoさんは、I WiSHの曲を書いてましたね。

 <そして、I WiSHの1stアルバムもついに形になりましたね>
 そうですね。
 ゆったり楽しみながらやってこれました。
 naoさんと年が5つ離れているんですけど、すごく性格が似てるんで(笑)
 マイペースで、時間にルーズ。
 あとは、笑い上戸ってとこですかね(笑)
 もう一人の自分を見ているようで楽しいです。
 ケンカしたこともないし、すごく合ってますね。

 <組むべくして組んだふたりって感じですね>
 ほんと奇跡のように。
 〜伝えたい言葉〜というメインタイトルは、素直に、I WiSHらしいなと思いました。
 ふたりの伝えたいことを曲にして詞にして、ひとつひとつ言葉を刻んで音を刻んで、大切に作ったものをまとめたって感じです。

 <I WiSHというユニット自体が元々、愛や夢や希望をポジティブにテーマにして、それを伝えたいというのがコンセプトですよね?>
 はい、私が言うことじゃないんですけど(笑)
 不景気な暗い世の中じゃないですか。
 だから、少しでもみんなが元気になれるような曲を作ってゆきたいと思うので、それが表れているアルバムだと思っています。

 <切ない雰囲気の中でも、内容はポジティブな歌詞が多いですね>
 くせですかね(笑)
 私も落ち込むときは、すごい落ち込むんですけど、立ち直りが早くて(笑)
 やっぱり明るくしてないとやっていけないと思うので、友達に歌を聞いてもらったら、「今までだらけてて、夢に向かって何もせずにいた自分が恥ずかしい」
 って、すごく落ち込んでた子も「元気になる」って言ってくれて。

 <17歳のaiさんにとって、こういう詞を書くのは自然なことですか?>
 背伸びしている感じはないです。 
 ありのままを書いているのですけど、経験はあまり書いてなくて。
 17年しか生きてないってこともあって、想像ですかね。
 自分がこういう状況になったときにどうなるかなっていう想像をふくらまして書いています。

 <想像なのに、抽象的な部分も、少ないから曲を聴いていて、絵が浮かびます>
 そういうふうに、情景が浮かぶように聴いていただけたらうれしいです。

 <その想像は、自分の憧れや理想が反映されているんですか?>
 そうかもしれないですね。
 行き着くところは自分が望んでいるところだと思います。

 <自分の声についてどう思っていますか?>
 昔は、きれいじゃなかったんですよ。
 自分では変だと思ってましたし、中学に入ってから変わりだして、すごいきれいだねって言われるようになって。
 少し前に、音響研究所の先生に見てもらったら、人の耳にここちよく聴こえる「ゆらぎ」があるって言われました。
 で、最近また変わりだしたんですよ。
 前は、歌っているときに声に関して何も思わなかったんですけど、今は自分でも「あ、きれいだな」って。
 なんか、いい方向にいってますね。
 これから枯らさないようにしないと(笑)
 悪くならなくてよかった(笑)

 <川嶋あいとして、路上ライブは大変になりそうですが、どちらの活動も頑張ってください>
 路上は、こそこそやらないと。早朝とかに(笑)



★aiちゃん自身による1stアルバム「伝えたい言葉〜涙の落ちる場所〜」の紹介!

1、明日への扉
 男女が出会って、結婚するまでを書いています。
 好きな人の前で意地っ張りになったり、強がったりとか、一緒に泣いたり笑ったりとか、結婚に至るまでの二人の恋愛のページを
 書いています。
 この詞は頑張りました(笑)


2、サマーブリーズにのって(Sweet Palau Mix)
 3年間、毎年彼と海に行ってて。でも、大人になりきれていない年頃だから、ずっとは一緒にはいられない。
 ずっと一緒にいられるようになりたい、って願う女の子の気持ち。
 同世代に共感してもらいたい曲です。


3、さよならの雨
 ずばり「別れ」がテーマ。別れた人に偶然出会ったらどんな気持ちになるだろう?
 っていう男の人の気持ちを想像して。
 大人の恋、ですかね!?
 私たちがこのアルバムの中で、シングル以外で一番大好きな曲です。


4、風になれっ!
 都会の男の子をイメージしてます。
 今まで生きることにすごい臆病になってた自分が新たに走り出す。
 まさに「風になれ!」っていうテーマです。
 (80年代的シンセの)サウンドも面白いですよね。


5、ふたつ星
 「愛なんて言葉、知らずにいたよ」ってフレーズが好きです。 
 若すぎて相手を傷つけたりもして、愛っていう言葉の意味がわからずにいた、って曲ですね。
 愛は表面的なものじゃなく、もっと深い、珍しく自分の経験も入っています。


6、UTS-この世界の下で
 私たちが喜んだり悲しんだりしているときに、違う国では満足に食べられなかったり暮らせなかったりしている人がいる。
 それを少しでも多くの人たちに知ってもらいたくて書いた曲です。
 一番メッセージとして強く「伝えたいこと」のある1曲です。


7、December
 いろいろあって別れそうになったけど、それでも負けない相手への思いというか。
 冬の寒さにも負けない、みたいな。最近書いた曲なので、頭の中で冬の街をイメージしました。

8、FlowerU
 シングル「ふたつ星」のカップリング曲「Flower」の続編です。
 あの曲は、強い女性になりたいというのがテーマで、こっちは、強い女性になれたっていう曲です。
 くじけそうになってる好きな男性のために、強くなった自分が指標になれたらな、っていう。


9、クラスメイト以上・・・。
 この曲は片思いの曲。
 中学生くらいまでの子に聴いてもらいたいです。
 片思いだからって切ない感じじゃなく、曲調はポップで、子供の無邪気な感じ(笑)
 明るく楽しく、かわいらしい恋って感じですかね。

10、☆キラキラ☆
 いつも通る帰り道での風景や、ふいに思う感情を書いています。
 自分が変わってしまったら、日常のものをいつでも優しく暖かく見ることはできないと思うので、ずっと変わらないでいようという思いをこめました。

11、光が指す未来へ
 「お祝い」の歌です。
 結婚式とか誕生日とか、祝福の席で歌ってもらったり、聞いて貰えるように作ったんです。
 「光が指す未来へ」これから歩んでゆく・・・・・
 人と人とのめぐり合いみたいなものをイメージした曲ですね。


12、
I

 好きな人が離れていきそうで怖い、っていう女の子の気持ち。
 「私強い子じゃない」っていうフレーズを伝えたいです。
 だからいつまでも側にいてほしい、っていう。
 私の内側を書いてるので、ストレートに伝わるといいですね。

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