「豊島公会堂クリスマスライブ」


 開催場所: 豊島公会堂  

 
住   所: 東京都豊島区東池袋1-19-1
          
 出演月日:  2003年12月27日(土)
          17:30開場 18:00開演

<セットリスト>

   1.long and deep X'mas
   2.サイレント・イヴ(カバー)
   3.3年後の 都会 まち
   4.旅立ちの朝
 
  5.南十字星

     (旅立ちの朝、サビのみ)
     (時雨、サビのみ
     (天使たちのメロディー、サビのみ
     (
twelve seasons 〜4度目の春〜、サビのみ

   6、旅立ちの日に…
   7、ごめん
   8、雨になる
   9、12個の季節〜4度目の春〜

 ==アンコール==
  
10、525ページ
   11、天使たちのメロディー(新バージョン)

 
<会場の風景>


<グッズ販売コーナー>

 <チケットデザイン>


 本日、豊島公会堂で、あいちゃんのクリスマスライブがあったので、行ってきました。
 18時開場でしたが、15分くらい過ぎて、会場での注意事項のアナウンスがありました。
 「あれ?どこかで聞いた声。。。あいちゃんだ!」
 そうなのです。
 あいちゃん自ら、会場での注意事項をアナウンスしていたのです。
 「キャメラ!ビデオキャメラ!云々」というところで、会場が受けていました。
 あと、企画がすべっても、作り笑い、愛想笑いでもして、盛り上げてくださいとのことでした。
 ほんとに手作りのライブといった感じがしました。

 しばらくして、「long and deep X'mas」のイントロが流れてきました。
 しかし、曲は、「街のネオンが〜♪」のところから歌い始めました。
 しかし、あいちゃんの姿が見えません。

 しばらくすると、舞台に、ハナちゃんがなななんと制服姿でいるではありませんか!
 これにはひっくり返りましたね!(笑)
 しかも、高校の制服姿が妙に似合っていて、こりゃ完全にやられました!

 ハナちゃんが、まず舞台挨拶をしました。
 ハナちゃんは、こういう大きな舞台に一回立ってみたいという要望があって、それをあいちゃんに話したところ、今回の企画が持ち上がったと
 いうことでした。
 今回のライブは、あいちゃんと学生カンファレンスだけで作った手作りのライブで、どこのライブにも負けないように、みなさんを喜ばせるという
 ことでしたので、非常に楽しみでした。
 そして、ハナちゃんは、ステージから客席へと降りて行き、そのまま去ってゆきました。

 そして、改めて、「long and deep X'mas」のイントロが流れ、今度は、あいちゃん本人が出てきて歌いました。
 あいちゃんの衣装は、まず髪に白い羽のような髪飾りをつけ、白いワンピースでところどころに赤いポイントがありました。
 そして、ピンクのパンプスをはいていました。

 ステージ構成は、舞台の左側から、グランドピアノのコーヘイくん、真ん中にあいちゃん、その右が、ギターのながじぃ、一番右がコーラスの
 ゆきちゃんでした。

 「long and deep X'mas」を歌い終わると、辛島美登里のカバーの「サイレント・イヴ」を歌いました。
 この「サイレント・イヴ」は、12月20日に自分のクリスマスライブでユニットで弾いた曲で、個人的にもすごく好きな曲だったのでかなり
 うれしかったです。

 そして、あいちゃんの挨拶があり、MCがありました。
 
●今日は、渋谷公会堂以来、久しぶりのワンマンライブということで、すごく楽しみにしていました。
 ●出だしで、ハナちゃんがここに立っていて、びっくりしたでしょ〜。これからもこういうことがあるかもしれないので、お楽しみに。
 ●2003年も、残りわずかとなりました。今日はみなさんと、とてもいい思い出を作っていきたいと思います。
 

 次に、「3年後の 都会 まち で」、「旅立ちの朝」と2曲続けて歌いました。
 いやぁ、このアコースティックバージョンは、アレンジがなかなかよかったです。

 続いてのMCは、
 ●今日は、バンドじゃなくてアコーステックな感じでずっと行くんですけど、みなさん眠くないですか?
 ●次の曲は、みなさんのリクエストに応えて歌いたいと思います。
  私が「せ〜の!」と言ったら、歌って欲しい曲を、大声で叫んでください。

  会場からたくさんの曲が叫ばれていましたが、あいちゃんは、「南十字星を歌います」とあっさり。
  実は、最初から決めていたそうです。

 ということで、「南十字星」を歌いました。
 これも、ギターのアルペジオのイントロがなかなかよかったです。
 ここで、舞台の照明が、きれいなブルーに変わりました。

 そして、曲が終わると、事前に会場前で、今日歌って欲しい曲を1曲書いて欲しいとアンケート用紙を配っていたので、その集計結果が
 でたようです。
 それで、その集計結果に基づいて、ベストテンを発表しました。
 まず、第10位は、「シャングリラ」
 第9位は、「3年後の 都会 まち で」
 第8位は、「ガラスの中の私」
 第7位は、「南十字星」
 第6位は、「・・・ありがとう・・・」
 そして、第5位〜第2位は、サビだけ歌いました。
 第5位は、
「旅立ちの朝」
 第4位は、
「時雨」
 第3位は、「天使たちのメロディー」
 第2位は、
twelve seasons 〜4度目の春〜」
 第1位は。。。「やっぱりこの曲ですかねぇ。。。この曲は1年に1回だけ歌おうかと思っていたんですけどねぇ。。。」とのことでしたが、結局、
 フルコーラスで歌うことになりました。
 曲名は、
「旅立ちの日に・・・」
 「明日への扉」の原曲となった曲です。
 まさか、ここでこの曲を再び聴けることになろうとは、望外の喜びでした。
 いろいろな思いがこみ上げてきて、思わず目頭が熱くなりました。
 CDよりも、ちょっとテンポが速く、「明日への扉」よりも少しテンポがゆっくりといった感じでした。
 あと、ブリッジの部分のあとの間奏が省略されていました。

 曲が終わると、幕が閉じたのですが、あいちゃんのマイクコードがひっかかってしまい、あいちゃんがまた登場してマイクコードを戻すという
 ハプニングがありました。

 そして、舞台には、学生カンファンレンスのヤスくんとハナちゃんが登場しました。
 なんでも、ここから、ちょっとしたイベントを用意したとのことでした。
 そして、あいちゃんが登場しました。

 3人とも、会場で販売したTシャツを着ていました。
 このTシャツは、僕も一枚だけ買いました。
 しかし、サイズがSサイズしかなかったので、自分ではちょっと
 着ることができないので、とりあえずコレクションとして、部屋に
 とっています(笑)

 さて、舞台に戻って、あいちゃんから発表が!
 「やすさん、はなちゃんがこのたび付き合うことになりました」
 これにはびっくりしましたね。
 でも、以前から、なんとなくいい雰囲気だなぁ〜と思っていたので
 あ、やっぱり!って妙に納得してしまいました(笑)
 会場からは拍手喝さいでした。
 ヤスくん、かなり動揺していました。

 まず、最初のコーナーは、「川嶋あいのネーミングを決める」と
 いうものでした。


 みんないっせいに叫んで、一番多かったネーミングを決めるということだったのですが、みんないっせいに叫んだ言葉を聴いたのですが、
 何がなんやらわかりませんでした。
 しかし、あいちゃんは、「やっぱり川嶋ですかね」と、あまり会場の声に耳を傾けてなく、マイペースのようでした。
 あまり「川嶋」という言葉はでていなかったように思えたのですけどね。
 思えば、新潟ライブのときに「川嶋と呼んでください」ってあいちゃんが言ってたことを考えると、あいちゃん自身はみんなに「川嶋」と呼んでもらいたい
 のではないかという気がしました。
 個人的には、ずっとあいちゃんって呼んでいたのでなかなか「川嶋」とはいいにくいものです。。。
 ということで、最初のコーナーが終わりました。

 次のイベントは、野球大抽選会というものでした。
 番号のついているカラーボールを会場に投げて、それをキャッチした人が川嶋あいオリジナルグッズをゲットできるということでした。
 ボールは7つしかないので、7人だけしかもらえないということになります。
 僕もいったんキャッチしたのですが、誤ってはじいてしまい、残念ながらゲットすることができませんでした。
 5球は1階で、あいちゃん自らが投げ、2球は、あいちゃんが助っ人を呼んで、2階に投げ入れました。

 そして、ボールを持った7人が舞台に呼ばれて上がりました。
 7個のあいちゃんグッズは、
 1、一緒に写真を撮る
 2、あいちゃんが3年間愛用した帽子
 3、あいちゃん愛用のオルゴール(PVにも登場)
 4、どらえもんのぬいぐるみ
 5、アーティスト写真(メッセージ入り)
 6、2nd,3rd,4th,5th,6thアルバム
 7、サイン入り本「16歳の白い地図」
 でした。

 次のコーナーは、川嶋の立てた3つの目標コーナーでした。
 まず、「路上ライブ1,000回達成する」ということでした。現在800回くらいなので頑張るそうです。
 1000回達成した暁には、記念イベントも検討しているとのことでした。
 次に、「47都道府県全部でライブを行う」ということでした。
 そして、「川嶋あいとして紅白歌合戦に出場します」、この3つの目標が2004年の目標だそうです。

 それから、オールナイトニッポンに出演することの告知がありました。
 そして、140万部のベストセラー作品「Deep Love」の映画化に伴い、その主題歌を歌い、音楽プロデューサーになることを告知しました。
 なんと、会場に、その原作者であるYoshiさんが来られているとのことで、Yoshiさんを舞台にお呼びして、お話を伺いました。
 Yoshiさんの抱負としては、見た人に感動を与えて、人生を変えるような映画にしたいとのことでした。
 どうしてあいちゃんの曲を主題歌に選んだかというと、Yoshiさん自身が渋谷でオフィスを構えて活躍していて、あいちゃんも同じ渋谷で活動して
 いて、聴く人に感動を与えてくれ、しかも曲も好きだからということでした。
 あと、「Deep Love」の応援メッセージを募集していますとのことでした。
 それから、この映画であいちゃんに、この映画でしか聞けない特別な詩も書いてもらっているとのことなので、みなさん是非見に来て欲しいそうです。

 次に、特別ゲストが登場とのことで、誰かと思ったら、あいちゃんの愛犬「ドラ」でした。
 「ドラ」は、あいちゃんの大好きなどらえもんから名前をとった、ミニチュアダックスのオスです。
 この「ドラ」には、一発芸ができるということでした。
 あいちゃんがドラに向かって「ドラ、ば〜か!」というと、何か芸をやるらしいのですが、この日は、かなり緊張していたのでしょう。
 結局何もなく終わりました。
 いったいどんな芸なのか、気になるところではあります。

 このあと、あいちゃんは、次のライブの準備で退座しました。
 その間に、ヤスくんとハナちゃんが、舞台に二人になりました。
 ここで、ヤスくんが一発芸を披露!
 目を閉じて、何をやるのかと思ったら、福山雅治の物まねでした。
 なかなか面白かったです。
 そのあと、ヤスくんが栃木県小山市出身ということを話していました。

 次のコーナーでは、あいちゃんが衣装を変えて登場し、今度は上下黒い衣装で登場しました。
 幕があいて、歌い始めると、「あれ?聞いたことない曲だ!」と思いました。
 サビに行くときに転調があり、なかなかよさげな曲でした。
 歌い終わったら、
「今歌った曲って知っていますか?みんな知らないですよね?だって新曲ですから」
 とのことで、
「ごめん」という新曲だそうです。
 
「去年の2月19日、私が15歳の時に初めて路上に立ったんですけど、それで、来年の2月18日にセカンドマキシシングルを出します」
 初めての路上ライブから丸2年がたったことを記念してということでしょう。
 出す曲は、twelve seasons 〜4度目の春〜」をリメイクして、歌詞を一部変えて、曲のアレンジも一部変えて出すそうです。
 今回歌ったこの「ごめん」という曲は、そのカップリングとなる曲とのことでした。

 続いて、もう1曲新曲を発表しました。そのときのMCは、
 
●今、世界では戦争が起きていて、たくさんの人々がぶつかりあっています。
 ●どうして、人は、憎みあったり、争いあったりするのか、誰もが疑問に思うことと思います。
 ●私は、いつでも一人ではなかったです。大好きな家族がいて、友達がいて、そばにはいつも歌がありました。
 ●そして、路上ライブを始めてから、学生カンファレンスのみんながいて、応援してくださるみなさんがいて、本当に幸せです。
 ●でも、この地球という星の中からみれば、私はちっぽけな存在で、まだ出会ったことのない人々が星の数ほどいます。
 ●こうやって、目に見えてない世界の中では、ただ死を待つ人々や、食べるものもなく、苦しんでいる人たちがたくさんいます。
 ●私は、それを知って、すごくショックで泣きました。そして、何をしてあげられるのかなと思いました。
 ●考えたあげく、行き着いた答えは歌でした。歌で、たくさんの人たちの心を動かそうと思いました。
 ●みんなの心が一つになれば、きっと大きく世界が変わっていくのではないかと思い、メッセージを歌にこめました。
 ●これからは、そういうメッセージを少しずつ歌にこめていきたいなと思います。
 ●人間はみんな難しい感情を持っています。生きるということは、今目の前にあるどんなことでも難しいことだと思います。
 ●それでも生きたいと思うのが人間です。この歌を聴いて、世界中の人たちが、今生きているこの世界について、幸せについて、
  そして、生きる意味について、考えていけたらなと思います。


 長いMCのあと、「雨になる」という新曲を歌いました。
 「神様〜」から始まるこの曲は、あいちゃんのメッセージがこめられていました。
 ふと、自分が17歳のころを考えました。
 あいちゃんの嫌いな争いばかりをしていた自分がいました。
 友達もほとんどいなくて、いつ死んでもいいやなんてすてばちになっていました。
 人のことを信じることができなかったため、音楽をやっても、ずっと一人で行動していました。
 それを考えると、あいちゃんはすごいです。ほんとに神々しいとさえ感じます。

 そして、最後の曲の紹介がありました。
 twelve seasons 〜4度目の春〜」なのですが、2月18日に出すマキシシングルはタイトルが
「12個の季節〜4度目の春〜」というふうに
 変わるそうです。あと、歌詞も一部変わって、アレンジもちょっと変わるとのことでした。

 そして、「12個の季節〜4度目の春〜」の歌詞で歌いました。

 歌い終わったら幕が閉じました。
 そして、アンコールの声がなりひびき、しばらくすると、どこかで聞いたイントロが。。。。しかし思い出せません。
 そして、あいちゃんが登場し、歌い始めました。会場からは手拍子が!
 あ、歌詞を聴いて思い出しました。「525ページ」ですね。
 渋谷公会堂ライブで一回聴いたことあっただけだったのでなかなか思い出せませんでした。
 この曲は、1stマキシに入るはずだった幻の曲です。
 リリースする予定は今のところないということでしたが、そのうち出してくれることを期待したいと思います。

 続いてのMCは、
 
●ほんとに最後の曲になりました。今日は一段と名残惜しいです。またライブやりたいと思います。
 ●「天使たちのメロディー」は私にとって一番大切な曲です。
  みなさんも、今迷っていることや怖がっていることがあったら、この曲を聴いて、少しでも勇気がわいてきたらいいなと思います。
  踏み出す1歩の大切さを忘れずに、みなさんも日々頑張ってほしいと思います。


 最後に、「天使たちのメロディー」を歌いました。

 今回のライブは、いい意味で裏切られたライブでした。
 非常にアットホームな感じでよかったです。
 手を伸ばせば、そこに川嶋あいがいる、そんな気がしました。
 「私はぜんぜん変わっていませんから」、このあいちゃんの言葉がすごくわかりました。
 今日、ライブに来れた人は、等身大の川嶋あいがよくわかったと思います。
 来れなかった人は、次回のクリスマスライブには来れるといいですね。
 きっと楽しいと思います。


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