「スパリゾートハワイアンズ・クリスマスライブ」


 開催場所: スパリゾートハワイアンズ 
          ワールドマジックホール 
 


 
住   所: 福島県いわき市常磐藤原町
          蕨平50番地

          
 出演月日:  2003年12月23日(火) 
          11:30開場 12:00開演(第一部)
          15:00開場 15:30開演(第二部)

<セットリスト>
 <第一部>
   
1.天使たちのメロディー(新バージョン)
   2.long and deep X'mas
   3.海辺の手紙
   4.このままの2人なら
   5、
twelve seasons 〜4度目の春〜


 <第二部>
   1.ガラスの中の私
   2.天使たちのメロディー(新バージョン)
   3、3年後の 都会 まち
   4、飛べない鳥
   5、twelve seasons 〜4度目の春〜
 ==アンコール==
   6、
旅立ちの朝
   
<会場の風景>


<パネル>

<入場券(左)とライブ入場券(右)>
 

<イベント案内板(左)と、スタッフのプレート>
    

 == ライブ前 ==


 東京から、福島まであいちゃんのライブに行ってきました。
 しかし、高速バスで行ったので、片道3時間ちょっとくらいでした。
 値段も東京からだと3000円ちょっとくらいなので、電車よりはかなり安かったと思います。
 しかし、高速バスの停留所はインターチェンジのところにあるので、そこから降りたら、周りには何もなくて、一体ここからどうしようと
 思いましたが、交通手段もなく、頼りになるのは、地図とこの2本の足だけだと思い、会場のスパリゾートハワイアンズまで歩きました。

 当日は天気もよく、寒いながらも澄み渡った青空が広がっていました。
 上図の「会場の風景」の画像を見ていただけるとわかりますが、東京では決して見られない、きれいな青空が広がっていました。
 僕は、途中、う〜んと背伸びしながら、きれいな空気を深呼吸し、リフレッシュしながら、歩いていました。
 たまには、こういうのもいいな、と思いました。

 約30分弱くらい歩いたでしょうか。
 やっとスパリゾートハワイアンに着きました。
 入り口に、上図のパネルがありました。
 その横で入場券を買い、中に入ると、ムームー姿の女性が6人いて、そのうちの一人がチケットの半券をちぎってくれました。
 その一人というのが、実はあいちゃんにすごく似ていて、まああいちゃんがムームーを着ると、こんな感じなのかなぁと思いながら
 見ていました。
 一緒に写真を撮ってくださいと頼もうかとも思いましたが、なんか危ない人と思われるのもいやだったので、やめました(笑)

 会場に入ると、外の寒い空気とはうってかわり、常夏の島、ハワイを思い出させるような暑さでした。
 中にでっかいプールやウォータースライダーなどがあって、水着姿の人がうろうろしていました。
 その中で、厚手のダウンジャケットを着ている自分が、まったく場違いに思えました。
 とても、上着が着ていられないくらいの暑さだったのですが、手に持つと、結構な荷物になるため、頑張って着ていました。

 プールの脇に通路があり、「川嶋あいライブ会場」と書かれた案内の貼り紙をたよりにその方向に向かいました。
 そして、午前10時40分くらいに会場に到着したら、なんと、すでにかなりの人が並んでいて、自分はだいたい前から80番目くらい
 でした。
 階段にそって並んでいたので、ずっと後ろに歩いてゆくと、「ここが最後尾です」と学生スタッフの方に案内されました。
 なんでも、その案内しているスタッフの方は、もう2時間以上立ちっぱなしだということで、ほんと大変だなと思いました。

 並んでいると、やっぱりかなり暑いので、たまらず上着を脱いで、そこに座り込みました。
 並んでいる人の客層は、地元の家族連れの人が圧倒的に多かったです。
 なぜ、地元の人かわかったかというと、話す言葉がみなさん方言だったからです。
 会場横では、1stマキシ、5thミニアルバム、路上集0号、そして16歳の白い地図(本)が並べられていました。

 そして、第一部の開場時刻となり、会場内に10名ずつ通されました。
 特に混乱した様子もなかったです。
 中に入ったら、数百個の椅子があって、僕は、最前列の左側をゲットしました。
 なんだか、地元の人は、早く会場に入っても、シャイな人が多いのかわかりませんが、最前列にわざと座らない人がかなりいたのです。
 僕が座った席の隣の人は、地元の高校生風でした。
 話を聞くと、結構ここのライブのことを地元のテレビやラジオで宣伝しており、商店街でもチラシ、ポスターが貼ってあったということでした。

 開演までは、古きよきアメリカをイメージさせるような洋楽のBGMが流れていました。
 そして、12時ちょうどに第一部のライブは始まりました。


 
== 第一部のライブ開始 ==


 まず、「天使たちのメロディー」のイントロが流れると、幕が開いて、あいちゃんが登場しました。
 ステージ構成は、舞台から左側にアコースティックギターのナガジー、中央にあいちゃん、右側にキーボードのコウヘイくん、一番右側に
 コーラスのゆきちゃんという風になっていました。

 あいちゃんの服装は、上服が黒でトランプの模様がついているもの、下はすそが不ぞろいの黒いスカートで、黒いブーツをはいていました。
 最前列にいたので、肉眼ではっきりわかりました。

 曲が終わると、MCがありました。
 真昼の12時なのに「こんばんは〜」と言ったあいちゃん。
 回りが暗かったせいか、素でぼけてしまったようです(笑)
 今日は、クリスマスイブイブということで、みなさんと素敵な思い出を作りたいので最後まで楽しんでくださいということでした。
 そして、クリスマスということで、次の曲は、
long and deep X'mas」を歌いました。

 続いてのMCは、
 ●ここのスパリゾートハワイアンに来たのは、2回目です。
 ●皆さん、福島県民ですか?違いますか?半分はそうですよね?ま、どうでもいいですけど。あ、どうでもよくないですね。

  これって、福島県民でない人は、どう答えていいのかわからなかったので、とりあえず、じっと黙ってました(笑)
  まあ、いつもライブではそんなに叫んだりはしないのですけどね〜(笑)
 ●今日は、皆さんここで泳ぎましたか?まだですか?まだ12時ですもんね。これからですよね?
  今日ライブが終わったあとは、泳ぐんですかね?
  うーん、あいちゃんのライブを目的に来てる人が多いので、泳ぐ人はかなり少ないと思いますよぉぉぉ〜^^;
 ●今日は、路上ライブ限定CDを持ってきました。1000円で安いです。
 ●それと、「天使たちのメロディー」のCDもおいていますので、こちらも聴いてください。
 ●それでは、路上限定CDの中から、2曲続けて聴いてください。

 
ということで、「海辺の手紙」と、「このままの2人なら」を、続けて歌いました。

 続いて、メンバーを紹介しました。
 ●キーボード、こうへいさん、コーラス、ゆきちゃん、ギター、ながじぃです。
  いつも、このメンバーでやっているので、みなさん、応援してください。

 
 そのあとのMCは、
 ●第一部最後の曲になりました。この曲は、ファンのみなさんからも人気がある曲です。
  私自身も、今年自分が作った曲の中で一番大好きな曲です。
  この曲は、卒業をテーマにしていて、小中高、3年間で季節が4個×3で12個ですね。
  で、12個の季節、twelve seasonsというのですが、その3年間の校舎での思い出を詰め込んだ曲となっています。
  いやぁ。これは初めて気がつきました。てっきり高校3年間のことかと思っていたら、小中高各卒業年の各1年ずつ3年間
  という意味だったのですね。
 ●みなさん、きっと学校生活を経験していると思うので、自分の校舎で過ごした思い出と重ね合わせながら、聴いてください。
 ●また福島に来ますので、これからも応援よろしくお願いします。

 ということで、最後に、「twelve seasons 〜4度目の春〜」を歌いました。
 歌い終わると、幕が閉じ、第一部が終了しました。
 ここで、会場からアナウンスがあり、第一部と第二部の曲目やステージ構成が異なるとのことでした。
 

 == 第一部終了後 ==


 会場から出ると、もうすでに第2部にむけて並んでいる人がいて、こりゃうかうかしていられないと思い、昼ごはんも食べずに
 そのまま並びました。
 今回は前から10数人目でした。

 並んでいると、すぐ近くの女性が、あいのりに今出ているりぃちゃんの知り合いだということを話していました。
 りぃちゃんはもう福島に帰ってきていて、回りからはもう芸能人みたいな扱いになっているということでした。

 なんとか、時間をつぶして、やっと3時になると、第一部と同じく10人ずつ入場させられました。
 今回はかなり早かったので、また余裕で最前列をゲットしました。
 第一部よりも中央よりでした。
 席に着いたら、今度は洋楽のクリスマスソングが流れていました。


 == 第二部のライブ開始 ==


 まず、ガラスの中の私のイントロが流れると、幕が開いたのですが、あいちゃんの姿がありませんでした。
 歌が始まって歌声が聞こえているのに、相変わらず、あいちゃんの姿は見えませんでした。
 しばらくきょろきょろしていると、なななんと、客席の真ん中あたりからあいちゃんが登場し、そのまま歌いながら舞台へと
 上がってゆきました。

 
 しかし、まさかこの曲がここで聴けるとは思っていませんでした。
 イントロが流れてきたとき、渋谷公会堂のあのイントロのことが頭の中をオーバーラップし、思わずじーんときてしまいました。
 アルバムでは、この曲をあいちゃんはかなり地声で頑張っていますが、今日は高音をファルセットを多用していました。
 渋谷公会堂のときと同じような歌い方でした。

 曲が終わり、MCがありました。
 ●今日は、本日2回目のライブなので、だいぶ緊張がとけてきました。
 ●次に歌う「天使たちのメロディー」という曲には、私なりに強いメッセージがこめられていまして、私が中二のときから
  5年間かけて作った曲です。
  路上ライブは、最初すごく怖かったです。
  本当にやめようと何度も思いましたが、ここで諦めたら何にもならないと思い、始めました。
  今思えば、勇気を出して、始めてよかったなと思っています。
 ●みなさんも、もし何か踏み出せずにいるようなことがあったら、怖がらないで始めてみてください。

 
そして、「天使たちのメロディー」、そして、3年後の 都会 まち で」を続けて歌いました。
 
 続いてのMCは、
 ●今日の福島は寒いですね。みんな元気ですか?
 ●みなさんが元気で盛り上がるようにこの曲を歌います。

 ということで、「飛べない鳥」を歌いました。
 会場では手拍子をしていました。

 続いてのMCは、
 ●今日はもう最後の曲になってしまいました。
 
 会場からは「え〜〜っ!」という声、そして「アンコールないのですか?」との問いに、
 ●今日はアンコールはないです。
  と、きっぱり!
  いささか、寂しい思いをしました(笑)
 ●しかし、ここで終わるのはあれなので、みなさんにスペシャルプレゼントがあります。
  路上限定のCDでもうここでしか手に入らないものです。
  多分、1回目見た人は、もうしつこいって思ってるでしょうけど、2回目の人もいるので、ちょっと宣伝しました(笑)
  これは、もう福島のここでしか買えない路上限定CDです。
  これはお買い得なので、買わないとだめですね(笑)
 ●最後の曲は、私はもう来年卒業なのですが、もう制服とはお別れです。もう大人ですね。
  それで、記念に1曲作りました。
  すごく自分にとっても大好きな曲です。
  今日は、福島のみなさんにも聞いていただこうと思います。
  みなさんも、自分の学校生活を思い出して、聞いてもらいたいなと思います。

 ということで、最後に、「twelve seasons 〜4度目の春〜」を歌いました。
 歌い終わると、幕が閉じかけたのですが、すぐまた上がりました。
 これは、アンコールのためでしょうか。会場からは拍手喝采でした。

 みんなの執拗なアンコールの声に押され、急遽アンコールをやることに。
 それで、「旅立ちの朝」を歌いました。
 歌い終わると、メンバー紹介をしました。
 コーラスゆきちゃん、キーボードコウヘイさん、ギターながじぃの順番で、紹介しました。
 アコースティックな感じのバンドでした。
 
 そして、会場からはまたアンコールの声が!
 しかし、あいちゃんも気がつかないうちに幕が下り始め、あたふたしているうちに幕が閉じてしまいました。
 最後は、ちょっとあっけない幕切れだったです〜(笑)

 ただ、今回は、第一部、第二部とも最前列だったので、あいちゃんの表情とかがよくわかって、すごくよかったです。
 帰り際に、ハナちゃんも来ていたので、CDコーナーのところで少しお話し、CD販売のところにあった貼り紙をもらいました。
 後生大事にします。
 オークションとかには出しませんから、安心してください〜(笑)
 ていうか、あいちゃんのものをオークションにかけることは僕にはできませんよぉぉ。

 ライブが終わって外に出てみると、あたりはもう暗くなっていました。
 また、帰りも高速バスで帰りました。
 ほんとに、あいちゃんのライブを見に福島まで行ったので、それ以外に特に観光することもなかったです。
 長い1日でしたが、かなり実り多き一日でした。

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