Impression

   I WiSH

★1stシングル★

1.明日への扉
2002年10月から、フジテレビの「あいのり」という番組で、この曲が主題歌として流れるようになりました。
「あいのり」は、ほとんど毎週見ていて、いつも主題歌の曲は「あ〜いい曲だなぁ〜」と思いながら聞いていたのですが、今までは特にCDを買うまでにはいたりませんでした。
 しかし、今回は、最初、どんな人が歌っているのかがまったく明らかにされていなくて、いったいどのような人が歌っているのだろうとずっと不思議に思っていました。
 そしたら、しばらくして「I WiSH」というユニットが歌っているとわかり、その透き通った歌声にひきつけられました。
 すごくお気に入りの曲で、自分でギター譜まで作ってしまいました。
 自分でギター譜を作るとよくわかるのですが、この曲の編曲の素晴らしいことに驚かされます。
 飾り付けのsus4、そして、ベース音の流れ等、すごく売れそうな気配の漂う、すばらしい編曲内容となっています。
 naoの才能にただただ驚くばかりです。
2.もう一度... 「明日への扉」よりも、少しスローテンポな曲です。イントロとアウトロのオルゴールっぽい演奏が印象的でした。
この曲は、ところどころに、昔、LPを聴いた時のような「サー」っていうアナログチックな音がします。
その音とオルゴールの音が、妙にレトロチックな感じで、非常に雰囲気をかもしだしています。
 aiちゃんの、その透明な声が耳の中にすぅっとはいりこんでくるような、それがここちいい感じの曲です。
3.帰らぬ日々よ この曲は、ちょっとマイナーチックに、せつなく歌い上げている曲です。歌詞もすごく切ない感じで、胸にぐっときます。
 ほんと、高校生でこんな切ない歌詞が書けるなんて、彼女の非凡な才能に目をみはるばかりです。
 そして、この曲をよぉく聴いてみるとわかるのですが、aiちゃんの音程で、一部不安定なところがあります。それがまた、この曲をより切なくさせてたまらなくよいのです。
 聞けば聞くほど、心の中に染み入る名曲だと思いました。

★2ndシングル★

1.ふたつ星
2003年7月7日(月)午後10時から読売テレビ、日本テレビ系列で放映しているドラマ「14ヶ月 妻が子供に還っていく」の挿入歌として、ドラマの中で密かに流れていた曲です。
実は、この歌は、そのちょうど1年前の2002年7月7日にできあがった曲とのことです。
実は、この曲は、昨年の8月に恵比寿での初ライブのときに、原曲を歌っています。
あれから約1年がすぎ、曲ができた日からちょうど1年後の七夕の日に、テレビ初披露というのもまた感慨深いものがあります。
歌詞も、おり姫と彦星をモチーフにしたということで、かなり壮大なラブソングにしあがっています。
メロディーは、サビに行くときの、あの転調の具合がなんともいい味をだしています。
また、間奏のギターもすごく曲を盛り上げるのにうまい使われ方をしています。
編曲もすごく豪華です。
2.サマーブリーズにのって この曲は、ロッテのCM「モナ王」のバックで流れている曲です。
しかし、ボブサップの存在感に圧倒されて、実際は曲があまり目立っていない状況です〜(笑)

曲調は、わりとポップな軽快な感じで、今までのI WiSHの曲にはなかった感じの曲です。
しかし、個人的には、こういうアップテンポの曲もなかなかよいかなっと思ったりしています。
歌詞は、夏の浜辺の2人のラブストーリーっていう感じで、これもさわやかな感じにしあがっています。
3.Flower 前記の2曲はラブソングでしたが、この曲はちょっと違って、これからの自分の未来について、前向きに歩いてゆきたいという願望を込めた感じの曲です。
人は、人生を生きてゆく過程において、何度も同じあやまちを繰り返したり、挫折を味わって涙することもあるでしょう。
でも、だからこそ、1回限りの人生だからくいの残らないように精一杯きれいな花を咲かせよう、という意味で「Flower」をいう題名の曲になったのかなと思いました。
かなりメッセージ性のある曲です。
歌詞に注目して歌を聴くと、より理解が得られると思います。

★1stアルバム★

1.明日への扉
この曲のメロディーラインがすごく好きです。
「旅立ちの日に」が、「明日への扉」の原曲なのですが、この2曲の違いは、「旅立ちの日に」のImpressionで具体的に述べているのでそちらをご参照ください。
この曲があったために、このHPを作ろうと思ったということで、このHP作成のきっかけになった曲といっても過言ではありません。
オリコンでも1位をとり、着メロランキングでも1位をとりました。
それだけ、この曲が、いろいろな世代の人に支持されているということでもあります。
2.サマーブリーズにのって
 
 (Sweet Palau Mix)
この曲は、ロッテのCM「モナ王」のバックで流れている曲に、パラオの国をイメージしたバージョンにアレンジされています。
とはいっても、シングルのバージョンとそんなには違わないです。
曲調は、こちらもポップな軽快な感じですが、シングルよりは、少し甘い雰囲気をかもし出したアレンジになっています。。
しかし、個人的には、こういうアップテンポの曲もまた、なかなかよいかなっと思ったりしています。
歌詞は、夏の浜辺の2人のラブストーリーっていう感じで、これもさわやかな感じにしあがっています。
3.さよならの雨 I WiSHらしいスローバラードな曲で、美しい旋律が特長です。
この曲はすごく好きで、お台場で行われたI WiSHファーストライブで歌わないかなぁと思っていたのですが、結局歌いませんでした。
非常に残念でした。
歌詞は、題名からも想像できるとおり、失恋の歌です。
失恋をしたばかりの人が聞いたら、かなり胸にぐっと来るかもしれません。
「ここで君と会っても何を話していいかわからないよ〜」
このフレーズは、おたがいが気まずくなったときに、よくありがちなシーンですね。
失恋した雨の夜に、一人部屋を暗くして聞くと、多分泣きますね(笑)
4.風になれっ! とてもアップテンポな曲です。
そして、あいちゃんのオクターブのハモリが、かなりいい感じです。
サビに向かう曲の盛り上がり方が、すごく自然でいい感じですね。
歌詞は、すごく前向きな感じです。
人が生きてゆくうえで、いろいろな失敗もあるけれど、どんなにつまづいても立ち上げれるさ、といった感じで、前へ前へと進んでいこうと語りかけています。
聴いているだけで、すごくポジティブに、元気になってゆく、そんな曲です。
5.ふたつ星 2003年7月7日(月)午後10時から読売テレビ、日本テレビ系列で放映しているドラマ「14ヶ月 妻が子供に還っていく」の挿入歌として、ドラマの中で密かに流れていた曲です。
実は、この歌は、そのちょうど1年前の2002年7月7日にできあがった曲とのことです。
実は、この曲は、昨年の8月に恵比寿での初ライブのときに、原曲を歌っています。
あれから約1年がすぎ、曲ができた日からちょうど1年後の七夕の日に、テレビ初披露というのもまた感慨深いものがあります。
歌詞も、おり姫と彦星をモチーフにしたということで、かなり壮大なラブソングにしあがっています。
メロディーは、サビに行くときの、あの転調の具合がなんともいい味をだしています。
また、間奏のギターもすごく曲を盛り上げるのにうまい使われ方をしています。
編曲もすごく豪華です。
あいちゃんは、個人的には、「明日への扉」よりも「ふたつ星」のほうが好きとのことです。
6.UTS-この世界の下で 最初、この「UTS」というのが何のことだかわかりませんでした。
今は、「Under The Sky(そらの下)」というふうに理解しています。
「世界」と書いて「そら」と読ますところに、この曲の強いメッセージ性を感じます。
空は、世界中どこでもつながっているのに、僕たちのいる地上の世界は、いろいろなところで分断されています。
この世界では、違う国で、今でも多くの人たちが戦争や飢えや貧困にさらされています。
そのことを伝えたいという、あいちゃんの願いが込められているような、そんな曲です。
7.December 文字通り、12月ということで、冬の歌です。
12月3日に行われた、I WiSH初ライブでも、この曲が最初にふさわしいだろうということで、TOPに歌われました。
どうも、この曲のイントロを聴くと、あのライブの始まりを思い出してしまいます。
曲調は、ドラムのビートがここちよいアップテンポの曲です。
歌詞は、意地をはって、別れ話をきりだそうとしたけど、でも、やっぱり好きだという思いが強くて、この恋を失いたくないと努力する感じが表れています。
12月の寒さなんかに負けない!という感じですね。
 
8.Flower II あいちゃんがお世話になった人が、すごく落ち込んでいて、その人のために何かできることはないかと思い、歌を作って元気付けてあげようということで、この曲が作られたそうです。
あいちゃんの、周りの人のことに気遣うやさしさが伺えます。
この曲は、セカンドシングルに入っている「Flower」の続編となっています。
曲調は、わりとスローな感じで、歌詞をじっくりと聞かせるような、語りかけるような歌い方をしています。
どんなに人生でうまくいかないことがあっても、生き方の正解はひとつじゃないということで、落ち込んでいる人を励ましたいという、そんな感じの曲にしあがっています。
9.クラスメイト以上・・・。 ポップな、アップテンポの曲です。
クラスメイトって、学校が勝手に決めたもので、人を選べません。
しかし、そのクラスメートの中から、より親密になって、クラスメート以上になりたいなという人が現れるものです。
恋をしたてのころは、好きな子が近づくだけでどきどきしたり、その子の何気ないしぐさや笑顔だけでも幸せになれるものですが、同時に、告白する勇気もなく、片思いのジレンマに苦しんだりしがちです。
好きな人の心の中を知ることができたらどんなにいいだろうか、あの子は僕のこと、どう思っているのだろう??
ただただわからず、もんもんとした日々をすごしたりしたものでした。
この曲を聴くと、懐かしいあのころを思い出して、ついつい思い出し笑いをしてしまいます。
 
10.☆キラキラ☆ 普段、何気なく通っている道や、街の風景が、恋をすることによって、とてもきらきらして輝かしい風景に思えてしまう。
こういったことはよくあることです。
誰かを好きになったとき、普段、目にもかけなかった道端の草花にも、ふと足をとめたり、街角で何気なく見つけたポストカードの景色に感動したり、自分が変わるだけで、こうもみかたが違うものだということをこの曲から感じました。
好きな人と一緒に街を歩いているだけで、街のすべてがキラキラと輝く理由を「愛」というのなら、いつまでも、ずっとそれが続いていたいですね。
曲調は、キラキラルンルンと元気になれるようなちょっとアップテンポな曲になっています。
11.光が指す未来へ 3連譜を多用した、ちょっと変わったメロディーラインです。
しかし、この曲は3拍子ではなく、4/4拍子なのです。
ちょっと意外ですね。
歌詞は、僕は、ウエディングソングにいいなという印象を受けました。
生まれた奇跡、出会った奇跡なんて、まるで、生涯の大切な人に出会うことも大いなる奇跡だということを連想させるような感じがしました。
出会った人に感謝し、お世話になった人に感謝し、そして、いつもありがとうの気持ちを忘れない、いつまでもいつまでも、変わらない自分でありたいですね。
 
12. I アルバムのエンディングを飾るべく、スローなバラードで、とても癒される曲です。
女の子って、ときどき強がりを言うんですよね。
でも、それを強がりだってわかってほしいと思っているときもある。。。
ほんとは、そういったところもすべて理解してくれて、思い切り甘えさせてほしいと思っているのかもしれません。
恋が蜜の味なら、愛は水の味。
恋が葉なら、愛は木ですね。
題名は「I=愛」ですね。
この世の中で、何が一番大切なものでしょうか?
僕は「愛」だと思います。

★3rdシングル★

1.約束の日
恋愛3部作・最終章として、発売された「約束の日」。
ピアノの美しい旋律が印象的です。
naoさん曰く、結婚式をイメージして作ったということで、愛を盛り上げるような曲構成に仕上がっています。
今回、全国数箇所で、カップルだけを対象にプレミアムライブを開くということで、結婚情報誌「ゼクシィ」とタイアップしています。
プロモーションビデオは、aiちゃんが自ら描いたイラストを元にアニメ化した内容になっていて、男女が出会い、結婚して子供をもうけ、そして、子供も巣立っていって、いつの日か、また二人きりになり、そして、夫が逝き、妻が逝き、天国で永遠のカップルになるという、すごく感動的な内容になっています。
まだ、プロモーションビデオを見たことのない方は、ぜひ、初回盤のCDをゲットしてください。
そこに、DVDがついていて、PVの内容がみられます(ただし、歌をインストゥルメンタルにしていたりして、微妙に違っていますが。。。)
2.あなたが旅立った
 あの春のにおい
この曲は、しばらくI WiSH公式サイトのBGMで流れていました。
最初は、2003年12月3日の「I WiSHファーストライブ」で聴いたのですが、そのときに、いつかCDとして出ますって言ってたので、いつかいつかと待ちわびていました。
歌詞の内容は、題名にもあるとおり、別れの歌です。
どうしてこの二人が別れたのかはわかりませんが、とても切ないですね。
しかし、曲のほうは、マイナー調なかんじではなく、メジャー調なので、そんなに暗い感じではないです。


★4thシングル★

1.キミと僕
恋愛3部作が終わり、今度は友情をテーマとした歌です。
SDガンダムフォースのエンディングテーマとして使われています。
歌詞は、文字通り大切な友情をテーマにして、生まれてきた意味、出会い、そして別れといった壮大なイメージで作られています。
曲調は、耳にすぅっと入ってくる口ずさみやすいメロディーです。
しかし、メジャー調から、ブリッジのマイナー、そして再びメジャー調に戻るところ、そして、後半の転調など、細部に工夫がこらされてあり、完成度の高さを伺わせます。
2.tomorrow てっきり、今回のカップリングは、昨年12月にI WiSHライブで歌われた「Precious Days」になるものと思っていました。
しかし、別の曲だったので、Precious Days」は、また次回に持ち越しですね。
さて、この曲は、歌詞はラブソングで、たぶん、恋愛し始めの感じの歌ですね。
メロディーは、すごく快活で、アップテンポの曲に仕上がっています。
夏らしく、とてもいい感じですね。
naoさんご本人のお話によると、応援ソングにもなっているので、アテネオリンピックを見ながら聞いてみてほしいということでした。
(ちょうどメッセージを頂いたときがアテネオリンピックの開催時期でした)。








川嶋 あい

1stミニアルバム
★この場所から・・・★


1、ガラスの中の私
渋谷公会堂で、最初に歌った曲です。
あいちゃんが東京に出てきて、深い挫折を味わったときに作ったのでしょうか。
歌詞がすごく繊細な感じを受けます。
絶望の中で、今にも壊れそうな心を、「ガラスの心」と表現しています。
メロディーも非常に繊細です。
ほんとに、ガラスのように壊れそうな心をよく表現している曲だという感じを受けました。
ファーストアルバムの1曲めだし、渋谷公会堂でも最初に歌ったので、なにか特別な思い入れでもあるのかもしれません。
あいちゃんの伸びのある高音に、胸が締めつけられるような、そんな気がします。
2、旅立ちの日に  I WiSHのファーストマキシシングル「明日への扉」の原曲となった曲です。
「明日への扉」は、男女の愛を歌っているラブソングですが、こちらのほうは、卒業して友達と別れる歌になっています。
テンポも、「明日への扉」が♪=86くらいなのに比べて、♪=72くらいとゆるやかです。
あと、ブリッジの部分「耳元で聞こえる〜♪」のところの前の間奏が「明日への扉」にはありますが、こちらにはありません。
その代わり、ブリッジの部分のあとに間奏がきています。
編曲も「明日への扉」はストリングスやキーボードを何重も使い、かなり凝っていてゴージャスなものに対して、「旅立ちの日に」は、ピアノ伴奏を主体として、あとは、ドラムの打ちこみとコーラスが少々といった感じのシンプルな曲に仕上がっています。
この曲は、すごく好きで、自分でギター譜まで作ってしまいました。
たまに弾き語りしています。
3、未来への道 わりとポップで明るい感じの曲です。
渋谷公会堂では、この曲だけはスタンディングで、立って手拍子してました。

未来への不安を抱きつつも、前に向かって走ってゆこうと言い聞かせているような感じの歌詞になっています。
メロディーは、最初にサビの部分がきていて、思わずリズムを刻みたくなるような感じです。
絶望や挫折にも負けないと、あいちゃんが自分自身に言い聞かせているような、すごくポジティブな歌です。
4、天使たちのメロディー この曲は、あいちゃん自身も特別に思い入れがあるようで、路上ライブのときも、必ず歌ってますし、ラジオの番組でも、ほとんど毎回かけられています。
この曲ができるまでに、なんと5年かかったそうです。
それだけ、いろいろな思い出がこめられているのでしょうね。
今は、ファーストマキシシングル「天使たちのメロディー/旅立ちの朝」で、REMIXされたものがよくテレビやラジオでかかっていますが、それが出る前はずっとこちらでした。

この曲も大好きで、ギター譜を作りました。
5、My Story この曲もアップテンポの軽快な感じがする曲です。
しかし、この曲は、自分の知る限り、路上やライブ会場では聞いた事がなく、唯一ラジオ番組で聞いたような気がします。

渋谷公会堂でも、この曲だけは、ファーストアルバムの中で唯一歌いませんでした。
My Storyは、あいちゃんが、絶望の中で立てた3つの目標のことであり、歌詞の中にも、自分自身がゼロの状態から一歩ずつ前へ前へと進むという思いが切々とつづられています。

2ndtミニアルバム
★はばたける日まで★


1、Blessing-祈り-
イントロがない曲で、いきなりあいちゃんの高音がCDから聞こえてきます。
これが、なんだか心にまっすぐ突き刺さるような戦慄的なメロディーといった感じがします。
だから、メロディーがすっと心に入ってきて、非常に覚えやすいです。
世界にはたくさんの言葉があって、コミュニケーションをいろんな国の人と取り合うことはかなり難しいです。
しかし、万国で共通のことがあります。
それは「祈り」です。
祈るということは、心を共有しあえることなのです。
題名に託されたこの想いというか、ラブソングなのですが、心をするどくえぐるような曲です。
2、飛べない鳥 セカンドアルバムでは、個人的にはこの曲が1番好きです。
特に歌詞の「両手に羽あるけど、飛べない鳥さ」というところが好きですね。
あいちゃんは、ときどき「僕」という言葉を歌詞の中に使います。
これは、男の子の気持ちになって歌詞を書いたのか、それとも自分のことを僕と書いたのかは定かではありませんが、夢に向かってがむしゃらに頑張る姿を歌ったこの曲はPOPなメロディーとあいまって、思わず口づさんでしまうような親近感ある曲になっています。
3、最後の夕日 美しいメロディーラインに乗ったこの曲は、悲しい別れの曲になっています。
恋人たちがはからずも別れることになって、一緒に最後の夕日を見つめている。。。
そんな情景が目に浮かぶようです。
2人が過ごした日には、たくさんの思い出の場所があったけど、それもいつしか空を流れる雲のように時とともに押し流されてゆく。。。
ちょっとセンチな気分になれる、そんな曲です。
4、そこから始めよう とてもやさしい流れるようなメロディーにあいちゃんの澄んだ声が響いてきます。
まさに癒し系の曲ですね。
疲れて帰ってきたときに、この曲を聴きながら、いつのまにか眠りにつく。。。
とても贅沢なひとときです。
歌詞は、何事もゼロからのスタートだから、未来に向かって歩んでゆこう、焦る事ないさ、という前向きな内容です。
5、永遠と呼べる道 最初はスローなテンポから始まって、途中からポップな軽快な曲になります。
メロディーもすっと心に入ってきて覚えやすいです。
歌詞は、過去、現在、未来と自分の歩んでいく道は、永遠に続いてゆく、そんな永遠と呼べる道をしっかり歩んでゆこうといった内容です。

希望という名の船の乗組員になって、果てしなく続く道を進んでゆきたいものですね。
いつも、明るく笑顔を絶やさずに。。。

3rdtミニアルバム
★歩み続けるために・・・★


1、どんなときも
ポップな感じのポジティブなラブソングです。
どんなときも諦めずに、前を向いて歩んでゆこうという意味を込めた題名です。
ふたりのこれから先には、どんな苦労が待ち構えているかもしれない、つらい事も苦しい事も、ふたりが同じ時間を共有して、一緒に前を向いて進んでゆけば、きっとどんな困難なことでも乗り越えられる、といった意味を込めて、歌詞ができている、そんな感じを受けました。
2、SKY さわやかな青い空を連想させるような曲です。
目をつぶり、鳥になった気分で、青い空を高く飛んでいることをイメージすると、すごくいい感じに聞けます。
夢占いによれば、空を高く鳥の様に飛んでいる夢をみると、運勢がすごく上昇していて、体に気がみなぎっているときだそうです。
しかし、もしあなたが何かにつまづいているときに、この曲を聴いたなら、だんだんあなたのベクトルがプラス方向へと向いてゆく事でしょう。
この曲は、不思議とそういう力を持っている、そんな気がします。
3、冬物語
  〜winter story〜
イントロのピアノソロが、冬の寒さを連想させるような感じです。
季節の「冬」と2人が別れた「冬」の両方を指しています。
2人が別れたのは冬の季節だったのでしょうか。
その時期が来ると別れの辛い季節を思い出してしまうのでしょうか。
歌詞には、そのへんのことは明確には書かれていませんが、逆にその分、いろいろなイメージを膨らませられるような感じです。
いろいろな想像ができる曲ですね。
4、春風を夢見て 春風を夢見ているということは、季節は今は冬なのでしょうか。
メロディーは春を連想させる流れるようなブライトな感じを受けます。
歌詞は別れの曲のようです。
ふたりが別々の道を歩んでいくけど、お互いに「春」がやってくるといいね、そういった願望がこめられている感じを受けました。
5、long and deep X'mas 3rdアルバムの中で、あいちゃんが1番たくさん歌っている曲です。
あいちゃん自身もかなりお気に入りのようで、クリスマスの曲なのですが、クリスマス以外の季節、例えば春とかにも歌っています。
ファンの間でも、この曲の人気は高く、ファン投票でもいつもベスト5にはだいたい入っているくらいの人気ぶりです。
楽曲の完成度も非常に高いです。
クリスマスの名曲として、今後何年も、何年も、歌い継がれていくことでしょう。
もちろん、私自身も大好きな曲のひとつです。

4thミニアルバム
★雪に咲く花のように★


1、時雨
この曲もあいちゃんがよく弾き語りしていました。
曲の紹介で、
「ちょっと懐かしい感じのする歌謡曲っぽい曲です」
と、よく言ってたのを思い出します。
この曲を路上で弾き語りするために、ピアノを結構練習したそうです。
ピアノのメロディーラインが切ない感じを受けます。
題名は「しぐれ」と読みます。
歌詞も切ない感じで、辛い心境のときに時雨が降ってきて、やんでほしいと懇願しているといった感じです。
2、空色のアルバム 4thアルバムの中で、あいちゃんが1番お気に入りの曲だそうです。
これは、あいちゃんのお母さんにプレゼントした曲で、歌詞の中で、お母さんに対するいろいろな想いをつづっています。
小さいころ、初対面の人の顔をみると泣き出すくらい人見知りが激しかったあいちゃんに、なんとかそれをなおそうと思い、地元の音楽教室に、歌を習いに通わせたお母さん。
この曲もあいちゃんは、よく弾き語りしていました。
メロディーは、とても澄んだ青空をイメージしたような、さわやかな曲です。
渋谷公会堂では、この曲を歌うかなぁと思いましたが、残念ながら歌いませんでした。
3、瞳を閉じて この曲は、わりとポップな明るめの曲です。
歌詞は、恋をして瞳をとじたとき、あなたへの愛、想いがすごくわいてきて、ふたりでずっと一緒にいたいっていう感じのラブソングです。
常にポジティブな、川嶋あい流の「明日へ」「未来へ」「幸せ」といったキーワードが、様々なところに見うけられます。
メロディーは、最初にサビが来て、いきなり盛り上がる感じの曲です。
4、空、風、波、夢 あいちゃんが、オールナイトニッポンレコードで、最初で最後のリスナーテレフォンのコーナーで、リスナーのために選曲した曲です。
空、風、波、夢というものは、一見無機物で、身近にあまり感じられないものですが、例えば、草原に横たわり、青空をじっと眺めていると、想わず吸いこまれそうな不思議な錯覚に陥ります。
案外、そのように気をつけてみないとあまり身近に感じることができない存在のものでも、実は、もっと大きなところで、自分自身を見守ってくれていたりするものです。
それに気がついた時には、たとえ困難にぶつかっても、
「あ〜まだまだ自分はやれるんだなぁ。自分自身の限界はまだこんなもんじゃない」
と思えたりします。
あいちゃんは、悩んでいるリスナーに、そういう意味も込めて、この曲を選曲して贈ったのではないかと思います。
一種の応援歌ですね。
5、路上から・・・ あいちゃんが、路上ライブに来てくれる人たちに、感謝の気持ちをこめて作った曲です。
上京して絶望の波に打ちひしがれていたときに、自分自身に希望の光を見つけてくれた路上ライブ。
あいちゃんにとっての路上ライブとは、自分自身の道標ともいうべく、大切なものだったのです。
「路上ライブを1000回やろう。そうすれば何かが変わるかもしれない」
と、自分自身のマイストーリーを立てたときから、初志貫徹、頑固一徹、星一徹とも言うべく、路上ライブにこだわってきました。
それだけ路上ライブを大切にしているあいちゃんは、路上ライブに来てくれるファンの人たちをとても大切にしています。
あいちゃんが路上ライブに来てくれる人たちに感謝を込めて作ったこの歌は、十分私達にも気持ちが届いています。
こちらこそ、ありがとうと感謝したい気持ちです。
しかし、様々な理由で路上ライブにこれない人もたくさんいます。
そういった人たちにも、この曲を聞いていただく機会があれば、あいちゃんの感謝の気持ちが少しでも伝わってくれれば、と、そう願う次第です。

5thミニアルバム
★明日を信じて・・・★


1、シャングリラ
イントロがなく、いきなり歌から始まる曲です。
この曲が初めてお目見えしたのは、ゴールデンウィークの博多どんたくライブでしょうか。
あいちゃん自身もかなりお気に入りの曲だそうです。
題名の「シャングリラ」は「楽園」とかそんな意味で、昔、ユーミンの歌の歌詞の中に「シャングリラ」という文言があったような気がします。
CDのアレンジは、ピアノ伴奏による弾き語り調になっています。
バンド形式のライブで、この曲を聞いた事がありますが、そういうアレンジにも十分マッチしていて、楽曲の完成度が高い事をうかがわせます。
2、夢の扉 最初から最後まで、すっと耳に入ってくる曲です。
曲が、J-POPの基本形に非常に忠実な曲構成になっているためだと思われます。
1番Aメロ〜Bメロ〜サビ〜2番Aメロ〜Bメロ〜サビ〜ブリッジ〜サビといった感じです。
作曲講座では、J-POPの曲を作曲する場合は、だいたいこういう構成が基本パターンのひとつとして挙げられます。
実は、「明日への扉」も、この曲構成と同じなのです。
Bメロからサビへと移行するときの盛り上げ方なんて絶品ですね。
3、Ark イントロの切ないピアノが印象的です。
曲も、全般的に切なさを切々と歌ったバラードになっています。
時間は誰にでも平等に進んでいくはずなのに、自分だけが取り残されているようなそんな気になることは誰にでもあることです。
人がジャンプする為には一瞬かがむ必要があります。
つらいときは、人生の上でかがんでいるときだということに気付く人はそう多くありません。
だからこそ、人は嘆き悲しみ、辛い思いをするのです。
この曲はそんな時期を歌った曲なのかもしれません。
4、夏を待ちわびて アップテンポの曲で、渋谷公会堂では4thアルバムの「瞳を閉じて」の後にメドレーで歌われました。
あいちゃんがステージで振り付けをして踊ったのが印象的でした。
この曲も、最初にサビがきています。
それから、間奏のアコースティックギターのリードがかなりかっこいいです。
歌詞は、題名が「夏を待ちわびて」というとおり、夏にちなんだ言葉がたくさんでてきます。
「砂」「プール」「汗だくのシャツ」などなど〜。
あいちゃんは、夏の陽射しを浴びると、日焼けで黒くならずに赤くなってしまうそうなので、直射日光はあまり好きではないとのことですが、南国の開放的な雰囲気は好きみたいですね。

5、twelve seasons
  〜4度目の春〜
この曲は、あいちゃんが男の子の気持ちになって、好きな女の子に告白できずに別れていく男の子の気持ちをつづった曲です。
あいちゃんの曲には「僕」という言葉がよく使われています。
ざっと数えただけでも「飛べない鳥」「最後の夕日」「永遠と呼べる道」「どんなときも」「SKY」「春風を夢見て」「夏を待ちわびて」、そしてこの曲ですね。
あいちゃん自身も、この曲はすごくお気に入りということで、いろいろなところでこの曲をよく弾き語りしていました。
実に、2年間暖めつづけた曲だそうです。
楽曲も、美しいメロディーラインで、かなり完成度が高い曲です。

6thミニアルバム
★歌い続けるから・・・★


1、海辺の手紙
イントロのギターが印象的でした。
今までのピアノ主体の曲とはまた違った印象があります。
歌詞が物語調になっているのも注目です。
1つ、2つ、3つ、と数え歌みたいな部分があって、それも印象的です。
実際は、失恋の歌なのですね。
昔、海に、手紙を入れたビンを流したことがありますが、ふと、その情景を思い出しました。
2、南十字星 あいちゃんが6thアルバムの中で1番お気に入りの曲で、なおかつ思い入れのある曲です。
この曲にはエピソードがありまして、あいちゃんが中学生のときに恋をした人との甘く過ごした時間を思い出して作った曲だそうです。
恋をすると、普段何気なく見落としていた四葉のクローバーの伝説でさえ信じるようになり、自分がこの世に生まれてきたことも神様に感謝できるようになったりします。
また、涙って、哀しい時だけに流すものじゃないんだねってことに気付いたりします。
ほんとに、聞いていて幸せになる、そんな曲ですね。
3、このままの2人なら ピアノによるバラードの美しいメロディーの曲です。
渋谷公会堂では、アンコールの最初に歌われました。
歌詞は、辛い恋をあらわしています。
人は、辛いとわかっていても、どうして恋をするのでしょう。
恋をすると、10のうち9は辛いことで、嬉し楽しいことは1くらいでしょう。
しかし、その1が、100にも1000にも感じられるからこそ、人は恋をするのだと思います。
恋の切なさが、美しいメロディーに乗ってやってくる、そんな曲ですね。
4、一人夏 この曲も、男の子の気持ちになって、あいちゃんが作った曲です。
夏の間、付き合っていた恋人同志が、秋を迎え彼女が去っていく、そんな感じの曲です。
人は、失った時に初めてまぶしかった時を知り、失った時に初めて大切な人の存在に気付くものです。
2人の夏は、とても満ち足りていたけど、1人だけになってしまった夏は、とても味気なくてさみしい。。。
そんな心境を語った曲です。
5、Never stop singing ポップなアップテンポの曲です。
ただ、注目すべきは、その歌詞です。
今まで発売したアルバムや曲の題名がかなり出てくるのです。
昔、キャンディーズという女3人組の大人気グループがいまして、その解散前の最後の曲に「微笑みがえし」という曲があるのですが、あの曲も今までのキャンディーズの人気ナンバーの曲名を歌詞に入れていてかなり話題になりましたが、それをふっと思い出しました。
しかし、昭和53年の曲で、今から25年も前のことなので、既に知らない方も多いかと存じます。
話をもとに戻して、まず、アルバムのタイトル「この場所から」「はばたける日まで」「歩み続けるために」「雪に咲く花のように」「明日を信じて」「歌い続けるから」そしてマキシシングル「天使(たち)のメロディー」、それから曲名では「祈り」「飛べない鳥」「どんなときも」「SKY」「瞳を閉じて」、そして最後にこの曲の題名「Never stop singing」が、歌詞に入っています。
これは、ファンにとってはたまらない歌ですね。

1stマキシシングル
★天使たちのメロディー
 /旅立ちの朝★


1、天使たちのメロディー
こちらは、5thミニアルバムに入っている「天使たちのメロディー」のREMIX版です。
REMIXとは、再び録音したものということです。
全般的に前回より、クリアでブライトな音源になっています。

<歌詞の違い> 「1stアルバム」→「REMIX」
「知る度に」→「知るたびに」
「大事な事」→「大事なこと」
「なにもできない」→「なにも出来ない」
「1つの星」→「一つの星」
以上が漢字等の記載に関する違いです。
歌詞本体の違いは、2番が終わったあとの間奏の次に繰り返し2回サビを歌うところがあるのですが、そこが
「天使たちの鼻歌よ〜〜〜」→「天使たちがこの場所へと〜〜〜」
のように違っています。(著作権の関係上、全部表記できなくて、わかりづらくてスミマセン)

<メロディーの違い>
1stアルバムは、エレクトリックピアノを伴奏に、ちょっと幻想的でシンプルな感じがします。
REMIXされたほうは、伴奏がアコースティックピアノに変わり、よりブライトな感じの伴奏にしあがっています。
まるで、グランドピアノをホールで演奏したような奥行きのある、広がりを見せた伴奏になっています。
渋谷公会堂では、弦楽四重奏を入れてこの曲を歌いましたが、REMIXのほうも2番からStringsが入っています。

<歌い方>
REMIXでは、1番2番のサビに入るところと、最後の繰り返しの部分「暗闇の〜」のところで、若干ゆっくりめに歌ってバリエーションをつけています。
2、旅立ちの朝 スローなラブバラードです。
あいちゃんは、この曲を究極のバラードと呼んでいます。
出会って3年たったふたりだけど、今も変わらず好きだという曲です。
悩める乙女たちに、あいちゃんが書いた曲で、歌詞で共感できる部分も多いでしょうとのことでした。
美しいピアノバラードにのっかって、あいちゃんの澄んだ声が響いてきます。
3、3年後の都会で・・・ あいちゃんが、まだ、路上ライブをやっていなかったころ、渋谷で1人の路上アーティストに出会って、そして、自分が路上ライブをやろうと思った、という心境を書いた曲です。
渋谷公会堂でライブをやりますということを、その路上アーティストに報告しようと思って、その人のHPをクリックしたところ、既にそのHPは閉鎖されていました。
多分、その路上アーティストは、あいちゃんが自分の影響で路上ライブを始めたことを知らずに、志半ばで路上から去っていったのでしょう。
人の出会いというものは、数奇な運命を持っているもので、誰との出会いがその人にとって、どういう影響力があるかなんて、過ぎ去ってみないとわからないものです。
それでも、あいちゃんは、その路上アーティストのためにこの曲を歌います。
たとえ、その声が届かなくても、感謝の意をこめて。。。

4、「・・・ありがとう・・・」 とりあえず、説明なしで聞いてみてくださいと、あいちゃんが紹介していました。
渋谷公会堂でも、会場にきてくれた人からアンケートを取ったところ、この曲が一番人気があったという曲です。
あいちゃん自身も思い入れの強い曲ですとのことでした。
「ありがとう」って月並みな言葉だけど、「ありがとう」以上に感謝の言葉を表す言葉がみつかりません。
「ありがとう」と言う言葉を、いつも心から言えるようになりたい、この曲を聴くと、ふとそんな思いにかられます。
人の気持ちを素直にさせてくれるような、そんな曲ですね。

2ndマキシシングル
★12個の季節〜
   4度目の春〜
   
twelve seasons


1、12個の季節〜
     4度目の春〜

     
twelve seasons
こちらは、5thミニアルバムに入っている「twelve seasons〜4度目の春〜」をシングルカットしたものです。
しかし、歌詞の一部とアレンジが少し違っています。
全般的に前回より、ゴージャスで、ストリングスを多用した音源になっています。

<歌詞の違い> 「5thミニアルバム」→「2ndマキシシングル

「走ってく」→「かけてゆく」
「二つの海へと染まって」→「一瞬永遠未来と」
「青いツバメのようになれ」→「残されている今日の日」
という部分が変わっています。


<メロディーの違い>
5thアルバムは、ピアノを伴奏に、シンプルな感じがします。
シングルカットされたほうは、ストリングスが入って、かなりゴージャスな感じの伴奏にしあがっています。
あと、録音機材や技術も向上したのでしょうか。あいちゃんの声がよりクリアに聞こえてきます。
2、ごめん メロディーの美しい曲です。
「ごめん」というとおり、謝っていますね。つまり失恋の歌です。
彼の身勝手さに、彼女はついに耐え切れなくなって、去っていったのでしょうか。
恋人同士とは、いわば非常に不安定な玉の上に乗っかっているようなものです。
ちょっとでもバランスをくずしてしまうと倒れてしまいます。
お互いの好きの度合いが10対10であれば問題はないのですが、なかなかそうはゆきません。
思いの少ないほうが、時として、幸せを繕うようなこともあるでしょう。
そして、それが繕いきれなくなったときに、恋は破局を迎えることになります。
お互いを思いやるという、ほんとに簡単なシンプルなことに気づかず、ついつい難しく考えてしまいがちな恋愛。
恋を失いかけている人には、とても思い入れ深い内容の歌詞ですね。
3、夢の中へ このシングル4曲の中では、唯一アップテンポの曲です。
アップテンポの曲ということで、他の曲よりは、少し短めになっています。
内容は、女の子からの片思いの歌といった感じでしょうか。
自分をシンデレラにたとえるところがかわいらしいですね。
シンデレラは、夜中の12時をすぎると帰らなければなりませんが、私は12時をすぎても、このままあなたのことを想い続けるわっていう部分がいいですね。
好きな人のことは、今日も明日もあさっても、想い続けていたい、そんな女心がよく現れている内容だと思います。
メロディーも
「軽快」で、ちょっと今までのあいちゃんの曲とは違うなと「警戒」したりなんかして〜(お粗末なしゃれ)
4、雨になる 実は、この曲は、このシングルの中で個人的に一番好きな曲です。
今までの曲と違って、人間的な、もっと大きな愛ということで、強いメッセージが送られています。
この曲を、最初に聴いたのは、12月のクリスマスライブでした。
あいちゃん本人が、「この曲には強いメッセージがあります」と言ってました。
僕たちがこうして暮らしている間に、世界ではいろいろなところで、戦いが起こっていて、毎日たくさんの人が死んでいます。
で、僕たちが今、何ができるのでしょうか。
この世から憎しみや戦いをなくすために、愛を雨のように空からたくさん降り注ぎ、そして、それが一粒から一筋の流れとなり、更には川となって大きな海となる。。。
この世で一番大切なものは何でしょうか?
僕は、「愛」だと思います。

3rdマキシシングル
★525ページ

1、525ページ
この曲は、本来、ファーストマキシシングル「天使たちのメロディー/旅立ちの朝」の1曲として出すはずでしたが、シングルは4曲以下というきまりがあって、この曲だけがはずされたという経緯がありました。
ライブでは、何回か歌われていたのですが、今回、やっとシングルとして発売にいたったわけです。
先行盤には、「525ページ」だけのアレンジが違う曲が3曲ほど入っています。
そして、通常盤には、また、アレンジの違う「525ページ」が入っているというわけです。
よって、
1、525ページ -04.05.26 Ver.-
2、525ページ -03.12.10 Ver.-
3、525ページ -03.06.30 Ver.-
4、525ページ(通常盤)
の、4種類のバージョンがあることになります。

<歌詞の違い> 
「525ページ -03.12.10 Ver.-」「525ページ -03.06.30 Ver.-」の2つは、「日焼けした顔」のところを「土色の顔」と歌っています。
それから、「525ページ -04.05.26 Ver.-」「525ページ(通常盤)」については、いきなりサビから曲の出だしが始まるように変更されています。

<メロディーの違い>
歌詞の違いと重なりますが、「525ページ -04.05.26 Ver.-」「525ページ(通常盤)」については、いきなりサビから曲の出だしが始まるように変更されています。
それから、バージョンが新しくなるに従って、曲のテンポが速くなっています。
「525ページ -04.05.26 Ver.-」「525ページ(通常盤)」については、かなりアップテンポになっていますね。
また、レコーディングを重ねて、どんどん改良を加えていったのでしょう。全般的に、音のキレや厚みが増しています。
2、LUNA〜
    砂漠の物語〜
題名の「LUNA〜砂漠の物語」なのですが、歌詞を見ると、たしかに砂漠の物語なのですが、この「LUNA」って何でしょうねぇ??どんな意味があるのか知りたいです。
あと、この歌詞は、かなり深いですね。
とらえようで、いくらでもとらえられ方があるような気がしました。
曲は、メジャーセブンスを基調にした、ちょっと切ないメロディーに仕上がっています。

3、流れ星 この曲も、「雨になる」と同じように、メッセージソングですね。
人は、決して、一人で生きているわけではなく、誰かと支えあって生きている。
誰かのために、流れ星のように祈ることもあるでしょう。
そして、誰かから、祈られることもあるかもしれません。
全ての人の幸せを願うというのは、きれい事で、不可能なことなのかもしれません。
しかし、辛いことや傷つくことの多い人生の中で、人のために祈ることができるのは人間だけなのです。
そんなことを強く思い出させてくれるような、深い曲だなぁと思いました。
4、Just after the rain !
最初に歌ったのは、5月25日のライブだったと思います。
今までのあいちゃんの曲とは、ちょっと毛色が違うような感じの曲です。
イントロのベースのリフがかなり印象的でした。
かなり立て乗りの曲に仕上がっていますね。
これからのライブにも、この曲は、盛り上げるための1曲として、どんどん歌われていくのではないでしょうか。
川嶋あいの新しい1面が開かれた、そんな曲だと思いました。

4thマキシシングル
★マーメイド

1、マーメイド
題名の通り、アンデルセン童話の「人魚姫」を題材にした歌です。
アンデルセン童話の人魚姫は、最後は、海の泡になって消えてゆくのです。
この歌詞を、改めて読み返してみて、すごく胸がきゅんと締めつけられるようなそんな感じを受けました。
恋は、お互いの気持ちと気持ちのぶつけ合いです。
両想いのほうが珍しく、気持ちのすれ違い、片想いのほうが圧倒的に多いです。
想いは、誰の目にも見えないもの。
形なんてないけれど、でも、確かにこの世に存在します。
好きな人のことを想い、たくさんの涙を流した分、人にやさしくなれる、そんな気がします。
あなたのことを想う分、決して気持ちをおしつけたくない、だから、せめてこの想いだけでも、あなたの傍にいさせてください、といったそんな切ない想いが、アンデルセン童話の人魚姫のはかなさと相乗して、心に響いてくる、そんな曲だと思います。
2、夏のクリスマス 夏のクリスマス?え?クリスマスって冬じゃないの?
最初、題名を聞いたとき、そう思いました。
それか、もしかして、オーストラリアでは確かにクリスマスは夏だから、そっちのことを言ってるのかな?とも思いました。
しかし、実際は違っていましたね。
日本ではクリスマス=冬って固定観念がありますが、歌詞のキーワードに「不思議」、「魔法」という言葉があります。このへんがカギですね。
この不思議さが、実際の恋の不思議さと絡み合って、独特の世界を作っています。
それから、昔から、男性は女性を守るものっていう固定観念があったりしますが、逆に女性のほうから、
「あなたを守ってあげる」
って言われたらどうしますか?
この一瞬不思議な感じにちょっととまどいつつも嬉しいのではないでしょうか?
そんな不思議な感じが、いたるところにちりばめられているところが、すごくいいですね。